change のコメント

人間は、だれであっても、時と場所が変われば、考え方が変わる。したがって、「戦争と平和」が、例外となることはないという認識が欠かせないのではないか。

「戦争と平和」に固い信念を抱いている人は、賛成と反対を合わせて20%を超えるかどうか。多くの場合は無意識的迎合的賛成と反対であり、同じぐらいの割合が賛成と反対を明確に意思表示しない浮動的な人ではないか。

国際情勢、同盟国の状況、敵対国の状況、同盟国と敵対国との関係によって、言論界の状況は国の意志が強く働くこともあるが、忖度が蔓延し、我先にと国への忠誠を示す行動に出る。文学だけでなく、マスコニも同じであり、法人化した大学と学者も同じ傾向を取らざるを得ない。言論が封鎖されていけば、国民の動向も同じ方向を向いていくのを避けられない。

この現実変化は、どこの国も、どの時代も同じであり、この打算的人間行動を防ぐ方法論が見いだせるかどうかであるが、その方法論を打ち出している人物を知らない。

No.1 65ヶ月前

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