孫崎先生のご説明の通りだと私は思います。もっと、簡潔に言えば、日本はポストコロニアリズムというか、米国の新型の植民地だと断言しても、全く不都合は無いと私は考えています。 で、問題はトランプが本当に何も知らないバカなのか?という疑問です。トランプはケネデイー暗殺の背景にCIAが主役としていたことを認識しているようだし、9.11の下手人がイラクやオサマビンラデンでないことを明確に知っている。ケネデイー暗殺、9.11に関する米国支配層の作り上げた物語は米国に於いては神聖なものだが、トランプはこの物語に異議を唱えて堂々としている。米国の支配層にとっては扱いにくい大統領と言えましょう。 ポンペオがやりたがっている米国石油資本の為のベネズエラ戦争、ペンス、ボルトンがやりたがっているイスラエルの為のイラン戦争もトランプが止めているのです。ダレスが夢見た日本列島を最前線にした中国征服戦争が全く不可能になった現実、いや不可能どころか、48州が吹き飛ぶことが現実味を増していることをトランプは知っているのです。であるから、日米同盟は不能に陥っているばかりでなく、安保条約そのものが危険極まりないモノに化してしまっている現状に照らして、日本の為政者は好機到来と見てトランプを相手にして米軍の列島からの撤退を求めるべきなんです。トランプの発言はそういう重要な局面展開を誘う根拠を提供しているのです。 困ったことは安倍体制が安全保障が何たるかを理解出来ず、それだけではなく、誰に洗脳されたか、安倍政権は中国を今ならまだやっつけられるという妄想を固く保持していることです。日本のメデイアもその妄想に恭順して安倍氏に忠誠を誓っている。安倍氏はお笑い芸人まで動員して中国征伐に精出そうとしている。この滑稽、いやですね。安倍政権が発足して6年で中国の国力は既に米国を凌駕しているのも安倍氏は知らない。さらに厄介なことはこの妄想を堅持することによって今エンジョイしている地位と財産が保持されているから益々その妄想を捨て去ることが出来ない。大阪のお笑い芸人まで安倍氏に従うようじゃ、日本はおしまいではないでしょうか? 日本が戦火に犯されること無く静かなおしまいの国になればそれはそれで結構な話だと思うのです。本当に良かった。ロシアと中国が強くて。其れゆえに、米国の戦争屋が日本を動員することも無かろうから。安倍政権がいくら発情してもそれは無かろう。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
孫崎先生のご説明の通りだと私は思います。もっと、簡潔に言えば、日本はポストコロニアリズムというか、米国の新型の植民地だと断言しても、全く不都合は無いと私は考えています。
で、問題はトランプが本当に何も知らないバカなのか?という疑問です。トランプはケネデイー暗殺の背景にCIAが主役としていたことを認識しているようだし、9.11の下手人がイラクやオサマビンラデンでないことを明確に知っている。ケネデイー暗殺、9.11に関する米国支配層の作り上げた物語は米国に於いては神聖なものだが、トランプはこの物語に異議を唱えて堂々としている。米国の支配層にとっては扱いにくい大統領と言えましょう。
ポンペオがやりたがっている米国石油資本の為のベネズエラ戦争、ペンス、ボルトンがやりたがっているイスラエルの為のイラン戦争もトランプが止めているのです。ダレスが夢見た日本列島を最前線にした中国征服戦争が全く不可能になった現実、いや不可能どころか、48州が吹き飛ぶことが現実味を増していることをトランプは知っているのです。であるから、日米同盟は不能に陥っているばかりでなく、安保条約そのものが危険極まりないモノに化してしまっている現状に照らして、日本の為政者は好機到来と見てトランプを相手にして米軍の列島からの撤退を求めるべきなんです。トランプの発言はそういう重要な局面展開を誘う根拠を提供しているのです。
困ったことは安倍体制が安全保障が何たるかを理解出来ず、それだけではなく、誰に洗脳されたか、安倍政権は中国を今ならまだやっつけられるという妄想を固く保持していることです。日本のメデイアもその妄想に恭順して安倍氏に忠誠を誓っている。安倍氏はお笑い芸人まで動員して中国征伐に精出そうとしている。この滑稽、いやですね。安倍政権が発足して6年で中国の国力は既に米国を凌駕しているのも安倍氏は知らない。さらに厄介なことはこの妄想を堅持することによって今エンジョイしている地位と財産が保持されているから益々その妄想を捨て去ることが出来ない。大阪のお笑い芸人まで安倍氏に従うようじゃ、日本はおしまいではないでしょうか?
日本が戦火に犯されること無く静かなおしまいの国になればそれはそれで結構な話だと思うのです。本当に良かった。ロシアと中国が強くて。其れゆえに、米国の戦争屋が日本を動員することも無かろうから。安倍政権がいくら発情してもそれは無かろう。