1:日本は産業の各種分野で競争力を失っている。
かつて日本は半導体で世界を席巻していた。今やや見るかげもない。
「半導体市場調査企業である米IC Insightsは、同社の調査レポート「McClean Report 2018」(4月度改訂版)にて、半導体企業の本社所在地域別の市場シェア推移を公開した。それによると、1980年代後半には50%を超え、1990年に49%であった日本勢のIC市場シェアは2017年に7%まで低下した。1990年代以降、さまざまな官民挙げた日本半導体の復権施策(コンソーシアムや国家プロジェクト、企業M&Aなど)が立案、実行されてきたがそのほとんどが奏功せず、長期低落を続けていることが浮き彫りになった。」(出典服部毅著「2017年の半導体市場、日本勢の世界シェアは7%に下落」
2:しばしば、日本に比し、台湾、韓国の賃金が安いと指摘される。そうなのだろ
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日本は安倍様に隷属すればいいだけの国。国際機関が批判しようと何ら意に介さない国になってしまった。『日本メディアの独立懸念 国連報告者「政府は勧告未履行」(東京新聞)』、官房長官「極めて遺憾。不正確かつ根拠不明」
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トランプ、メキシコが国境管理強化しなければ5%関税かけるとの提言は、共和党幹部、経済界の反発があったが、メキシコの同意で落着。「対メキシコ関税発動見送り-移民対策で合意とトランプ氏」、共和党幹部は賛美。日本企業安堵。
コメント
>>12
納得です。
>>13
No.12が消えてしまいましたね。
孫崎さんは舞の海ファンなのかしら。
孫崎さんの6月8日土曜日の番組をみましたが、「日本は何故、電子分野で競争力を失ったのだろう」についての解答はなく、単に他の国に電子産業が移ったというものでしかなかったとおもいます。そのうえで、麻生や安倍を批難するものでした。麻生や安倍を批難すれば、電子分野での競争力がもどるというのなら、わたしもいくらでもするのですが。
麻生なども論外ですが、あきらめて、観光で食っていこうとか、中国の属国になろうとかという意見もまた、別の意味で論外だとおもいます。というのも、なんらかの方法で経済が伸びていかないと、高齢者福祉もまともにできなくなるでしょう。孫崎さんは「一人当たりGDPでは今や台湾が日本の上、韓国もほぼ同等である」と書きますが、ならば高齢者福祉も台湾や韓国なみでいいのではないかという意見があっても当然なのではないでしょうか。
自分たちだけは逃げ切れると思う高齢者世代(麻生も含みます)の勝手な考えにまどわされず、われわれは、「富国」の方法について真剣に考えなければならないと思っています。
(ID:19005377)
その理由として私には次の二つは欠かせない。
1.明治維新以降、刷り込まれ続けているアジア人蔑視(相撲のモンゴル人バッシングはひどい)。
2.今も続く土建国家(ミサイル時代に辺野古基地はアナクロ。周辺アジア諸国の笑いもの)。
日本人が反知性に傾くのは必然です。