ペギー・ナシュ(Peggy Nash、カナダ国会議員、女性)の論評「コルテスが来た。如何に彼女が米国の政治を大幅に変えたか、彼女のソーシャル・メディアが大きく関与(Here Comes AOC: How She Is Changing U.S. Politics In Big Ways、Her social media game is a big part of it)」の主要論点
・民主党の最年少下院議員コルテスは無視しえない勢力となったいる。明確で、ストレートな言葉使いで、彼女は人々の真実、彼女自身の経験に根を持つ真実を語っている。
支持層へのメガワット級の笑顔とウインクと共に、力強さとスタイルを持っている。彼女は民主党予備選で、ジョセフ・クロウリー(下院議員10期、下院議長への候補となる有力者)を破り、二日後自分の使っている口紅の銘柄をツイートしてそれが売り切れた。
コメント
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日本は、さまざまな社会制度が完備した社会主義国といえるのでしょう。一般的に社会主義国といわれる国より制度が整っている。社会的不満が出にくいように全面的に体制に守られているといえる。
一方米国は、個人の権利意識が強く、自立意識が強く、国の制度に守られるという守勢的意識が弱いといえる。端的に言えば、中国も同じような傾向にあるが、主張しなければ生きていけない環境にあるといえる。
コルテスの主張は、日本では当たり前の主張であるが、米国では異質な考え方である。支持の範囲が広がり、日本人は応援したくなるが、米国では一定の支持率を得られても、大きな広がりをオバマのように得られるには、カリスマ性が問われることになるのでしょう。
(ID:21835634)
>>2
たいていの場合訳文はありますよ。
先に訳文を書き、カッコ内に原文を書くのが孫崎スタイル
なのでおっちょこちょいな人には 訳文がないように見える
のでしょう。
それはそうとあなたは初めてですね。
いらっしゃい。(welcome)
(ID:19005377)
富裕層の高額課税、学費無料、一律健康保険、職の保証のプランは左派寄りというより、私がシンパする社会主義政策そのものです。「社会主義」という用語はあの魔のマッカーシズム時代より以降、コミュニズムという用語と共に放送禁止用語になって、「リベラル」という語を代わりに使い始めたのです。米国人が使う「リベラル」は社会主義だと私は解釈しています。反ナチで米国に亡命したトーマス・マンはマッカーシズムの連中から共産主義者のレッテルを貼られて、米国に住みずらくなったとぼやいています。日本もそうですが、資本至上主義に釘を刺そうとするとどこからともなく石が飛んでくるのです。石を飛ばす人は恐らくお金で雇用された人でしょう。
米民主党から大統領候補するものが彼女のプランを本当に支持しているのでしょうか?もしそうならこんな嬉しいことは無い。自民党ファンの日本人は米国星条旗を信奉し中国を攻めたがっています。私の目には倒錯にしか見えませんが、朝日新聞もそういう傾向を隠していませんから、日本は非常に危険な状態です。米国が変われば、日本の信奉心も萎える筈です。
それはさておき、フランクリン・ルーズベルトのニューデイール政策は大不況後の惨憺たる米経済を引っ張り上げた見事な政策だったと私は高く評価しているのですが、現在の米国の主流の論調はとんでもない政策だったということになっています。これはウオール街がマスコミを使って米国を洗脳し、成功している例だと私は考えて居ます。
コルテスのプランはニューデイール政策を遥かに上回るものです。私の目には毛沢東の中国革命、日本で敗戦時成立した戦後民主主義の内容に匹敵するものです。
コルテスのプランが成立すれば、ネオコン、ウオール街の中枢、は牢獄にぶちこまれ、CIAは解体されるでしょう。そして、世界は国連による合議体制で運営されることになります。イスラエルという国も解体される。
コルテスに頑張って欲しいと願わざるを得ません。