孫崎さんのご投稿は,選挙の実態を正しく分析していない。 ご指摘は、自民党、公明党、維新に対するものであって、野党共闘に対する分析が皆無といえる。 本来、選挙に対しては、野党共闘の敗因分析が必要であるが、敗因分析をしないということは、野党共闘が深化しないということであり、参院選に暗雲が漂う。 北海道の知事選は、立憲、国民、共産、自由、社民の野党協力が、なぜ、成功しなかったかの分析が必要である。 自民が勝利した理由は、候補者が、夕張に平成20年東京都から派遣され、23年に夕張市長に当選し、27年再選された。29年3月には、財政再建団体からの脱却に道筋をつけていることである。 根本的に、なんでも自民党と競えばよいというものではない。住民に対して、真摯に向き合った行政をしているかどうかが問題であり、住民本位から、党本位の小さな視点で選挙をする野党の限界が見えたということでしょう。 野党共闘が、住民本位でなければ、野合以外の何物でない。中央と地方では選ぶ基準が違うなどという言い訳を言うようでは、参院選の見通しは、全く暗いといえる。
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孫崎享チャンネル
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孫崎さんのご投稿は,選挙の実態を正しく分析していない。
ご指摘は、自民党、公明党、維新に対するものであって、野党共闘に対する分析が皆無といえる。
本来、選挙に対しては、野党共闘の敗因分析が必要であるが、敗因分析をしないということは、野党共闘が深化しないということであり、参院選に暗雲が漂う。
北海道の知事選は、立憲、国民、共産、自由、社民の野党協力が、なぜ、成功しなかったかの分析が必要である。
自民が勝利した理由は、候補者が、夕張に平成20年東京都から派遣され、23年に夕張市長に当選し、27年再選された。29年3月には、財政再建団体からの脱却に道筋をつけていることである。
根本的に、なんでも自民党と競えばよいというものではない。住民に対して、真摯に向き合った行政をしているかどうかが問題であり、住民本位から、党本位の小さな視点で選挙をする野党の限界が見えたということでしょう。
野党共闘が、住民本位でなければ、野合以外の何物でない。中央と地方では選ぶ基準が違うなどという言い訳を言うようでは、参院選の見通しは、全く暗いといえる。