2020年米国大統領選、予備選挙の動向
・アイオワ予備選は二月三日、一年以内となった。従って既に選挙戦に向けての動きは始動。
・トランプの人気は大体支持率40%程度。50%以上はトランプに投票しないという意向。
A:・二月九日発表のワシントン・ポスト紙世論調査。
問・(共和党支持者に。トランプ大統領の指名を支持するか)
トランプに支持―65%、トランプ以外―32%、
問・トランプに投票するか
必ずトランプー28%、多分トランプー14%、トランプに投票しないー56%
問・(民主党支持者に、明確な支持候補があるか)
ないー56%、あるー44%
問・(民主党支持者に、誰を支持するか)
ジョー・バイデン(元副大統領)―9%、カーマラ・ハリス―8%、サンダース―4%、オルーク―3%、エリザベス・ウォーレン―2%、
(候補者として有力とみなされ
コメント
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共和党は、トランプ大統領が本命であり、民主党候補がどうなるかの視点で、孫崎さんのご投稿はなされておられる。
私などは、人間の生存権の問題を取り上げる候補が求められているのではないかと、思っている。
一部の人間にお金が集まっていくシステムに何らかの歯止めを付けなければいけないし、将来人間の労働に置き換わるAI(人工知能)の脅威を真剣に考えなければならないのではないか。オックスフォード大学の研究チームは、アメリカの労働力の47%は、AIに置き換わるといっている。
人間の生存権に関する費用(ベーシックインカム)は、国家が負担し、財源は所得税の増税、累進課税、他の年金などの支給部分を削減するなどしていかなければならない。貧困者は格差で所得が減少しているうえに、AIに仕事を奪われたら、国家に生活保障を求める人があふれることになってしまう。
ベーシックインカムは、米国だとか中国だとかロシアだとかの問題ではない。国連で拒否権なしの議論が必要になっていくのでしょう。国際社会の協力がなければ、お金が逃避する問題を解消できない。エゴは排除して真剣に討議すべき問題でしょう。
(ID:19005377)
民主党の候補は小粒ですね。その中で私が期待を寄せているサンダースさんは米国の他国への内政干渉に批判的であるが故にこっぴどく叩かれているようですね。日本での鳩山さんや小沢さんみたいにサンダースさんの影は薄くなっていて残念です。
米国の有力メデイアにあれだけ叩かれぱなしのトランプさんは駄目かと思っていたら、まだ40%の支持があるんですね。何だか、安倍さんみたいに見えて来るから不思議です。トランプさんはイランとの条約を破棄し、一触即発の状態を作りだし、中国バッシングに燃え上がり、ベネズエラには侵略戦争を近々始めるだろうから、米国の支配層との関係は急速に改善されて行くのではないでしょうか。
米国支配層との関係が改善されれば、米国のメデイアは戦時色濃厚に転じ、民主党では乗り越えることが出来ないムード作りが演出され、トランプは余人を以て代え難き状況が出来上がると私は観測しています。
私にとっては実に不愉快な展開ですが、ブレア―が金で牙を抜かれ、英国労働党が潰れ、米国も日本も野党が無くなって行くのは致し方ないと諦めざるを得ないのでしょうか。