公明党委員長の矛盾する話については異論がありません。ただ、評価の面で社会保障が遅れているような指摘は気にかかり、社会保障を重視している中国の共産社会主義の医療実態を少し調べてみた。 ①確かに定年退職者に対する保険料負担はなく、通院、入院の負担も重くはない。 ②公的保険制度が本人の戸籍によって(都市と農村)や就業の有無によって、強制加入と任意加入に分かれる。 ③政府が国民に保障する医療サービスは基本的なものにとどめ、高度な医療サービスを受けるには、受益者自身が支払うべきというのが基本である。 ④日本のように、国民が望めば、「いつでも、どこでも、だれでも、どこの医療機関でも」医療を受けられるという「フリーアクセス」は存在しない。4か所をあらかじめ決めることが必要。 ⑤地域によって、医療制度が異なり、日本のように保険料、医療費が一律ではない。 目についた制度の違いを列記したが、「生老病死」の「病」に対する社会保障を見ても、日本はかなり進んでいる。日本の問題は、政府がやさしく、借金で社会保障を維持していることである。中国並みとは言わないが、高齢者の個人負担は保険料は中国と同じ「ゼロ」とは言わないが安くして、医療負担は3割にするべきでしょう。また、高額医療の自己負担比率は、50%ぐらいにすべきでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
公明党委員長の矛盾する話については異論がありません。ただ、評価の面で社会保障が遅れているような指摘は気にかかり、社会保障を重視している中国の共産社会主義の医療実態を少し調べてみた。
①確かに定年退職者に対する保険料負担はなく、通院、入院の負担も重くはない。
②公的保険制度が本人の戸籍によって(都市と農村)や就業の有無によって、強制加入と任意加入に分かれる。
③政府が国民に保障する医療サービスは基本的なものにとどめ、高度な医療サービスを受けるには、受益者自身が支払うべきというのが基本である。
④日本のように、国民が望めば、「いつでも、どこでも、だれでも、どこの医療機関でも」医療を受けられるという「フリーアクセス」は存在しない。4か所をあらかじめ決めることが必要。
⑤地域によって、医療制度が異なり、日本のように保険料、医療費が一律ではない。
目についた制度の違いを列記したが、「生老病死」の「病」に対する社会保障を見ても、日本はかなり進んでいる。日本の問題は、政府がやさしく、借金で社会保障を維持していることである。中国並みとは言わないが、高齢者の個人負担は保険料は中国と同じ「ゼロ」とは言わないが安くして、医療負担は3割にするべきでしょう。また、高額医療の自己負担比率は、50%ぐらいにすべきでしょう。