フレデイ タン のコメント

トランプの撤退決意はイスラエルのネタニアフとの協議の上で決定したものだと私は考えて居る。

米国の戦争屋はリビアを潰したのに功績あった親米アラブ不良分子(アルカイダ等の米国の傭兵)をウクライナ、シリアに投入し、ネオナチ支援とシリア反体制レジスタンス作りを行い両政府の転覆を図った。ウクライナでは成功したが、シリアでは失敗した。シリアの失敗の因はプーチンのシリア政府に向けて行った軍事的肩入れであろう。

ネタニアフはロシアのシリアへの軍事的支援後のイスラエルの安全を勘案した筈だ。米・イスラエル合同のシリアへのこれ以上の干渉はシリアの爆撃、或いはミサイルにより、最悪、イスラエルの主要都市の壊滅に繋がるとイスラエルは見た筈だ。ネタニアフはそのリスクを避けたに違いない。さすがにユダヤ人は阿保ではない。やめるべき時はちゃんとやめる。そのイスラエルの決意に同調したのがトランプということだろう。

ロシアとの戦争についてまだ鼻息が荒いネオコンは大いに不満だろう。このまま済むとは考えにくい。しかし、「ユダヤの国、米合衆国」と言われるほど、米国のユダヤ人の力は強い。メデイアの殆どをユダヤ人が抑えて居る。中東とロシアを巡ってネオコンVSユダヤ人の対立軸が米国で発生する違いない。私たち日本人は米国の支配層の分裂から一時も目を離すわけには行かない。米・日合同軍VS露・中同盟の太平洋に於ける今後の推移ははネオコンVSユダヤ人の対立如何にかかっているとも言えるからだ。

いつも、思うのだが、自民党系の連中は「シリアの領土内に米軍を勝手に派遣する米国の傍若無人ぶり」をどうとらえているんだろうね。それだけでも無法国家米国と呼ばれるべきなんだね。そういう国とつるんで中国に圧力を加えることを良しとする安倍政権て周辺の眼からすれば無法国家日本と映っていても不思議ではない。日本の外交て、やはり可笑しいな。

No.3 72ヶ月前

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