>>1 こんにちは。 表現の自由と「人権」との関係は、緊張感をともなうものですよね。 シャルリー・エブド襲撃(2015)は記憶に新しいですが、日本でも、「悪魔の詩」を邦訳した筑波大学助教授が 暗殺された未解決事件が有名です(犯人は不明だがおそらくはイランのイスラム教関係者)。 これらは、なんらかの「人権」をおかされたと思った側が、表現者を攻撃したものです。 風刺には勇気がいります。 朴槿恵を風刺したような記事を書いた産経新聞記者は韓国当局に拘束されましたが、 たとえば朝日新聞関係者が、自分が書いた記事が理由で拘束されるようなことは、韓国でも中国でもおきないでしょう。 新聞そのものがそういう文化であれば、まともな政治的風刺漫画なんかがそういう新聞にのるはずもないのです。 他国の首相をcourtierと書くのも、一種の風刺ですが、そういう文化が孫崎さんが日頃たよりにしているような日本メディアにあるのかどうか。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
>>1
こんにちは。
表現の自由と「人権」との関係は、緊張感をともなうものですよね。
シャルリー・エブド襲撃(2015)は記憶に新しいですが、日本でも、「悪魔の詩」を邦訳した筑波大学助教授が
暗殺された未解決事件が有名です(犯人は不明だがおそらくはイランのイスラム教関係者)。
これらは、なんらかの「人権」をおかされたと思った側が、表現者を攻撃したものです。
風刺には勇気がいります。
朴槿恵を風刺したような記事を書いた産経新聞記者は韓国当局に拘束されましたが、
たとえば朝日新聞関係者が、自分が書いた記事が理由で拘束されるようなことは、韓国でも中国でもおきないでしょう。
新聞そのものがそういう文化であれば、まともな政治的風刺漫画なんかがそういう新聞にのるはずもないのです。
他国の首相をcourtierと書くのも、一種の風刺ですが、そういう文化が孫崎さんが日頃たよりにしているような日本メディアにあるのかどうか。