対中国政策については、トランプ氏とマティス氏が、中国の覇権国家化を防ぐという目的で一致したということでしょう。 今まで、「米中の貿易戦争」と「ハイテク競争」が、経済の相互依存関係において安全保障面で対立を避ける「抑止力」とみる考え方が、「米中関係のリセット」「新冷戦」に代わり、「対中関与思想」が終焉したとみるべきなのでしょう。 具体的には、ボルトンのタカ派的姿勢、マティスの戦略的思考、ナヴァロの経済ナショナリズム、ペンスの民主的価値志向が合体化し、対中国の劇的変化、すなわち協調から対立に米国自体が切り替わったとみなすべきでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
対中国政策については、トランプ氏とマティス氏が、中国の覇権国家化を防ぐという目的で一致したということでしょう。
今まで、「米中の貿易戦争」と「ハイテク競争」が、経済の相互依存関係において安全保障面で対立を避ける「抑止力」とみる考え方が、「米中関係のリセット」「新冷戦」に代わり、「対中関与思想」が終焉したとみるべきなのでしょう。
具体的には、ボルトンのタカ派的姿勢、マティスの戦略的思考、ナヴァロの経済ナショナリズム、ペンスの民主的価値志向が合体化し、対中国の劇的変化、すなわち協調から対立に米国自体が切り替わったとみなすべきでしょう。