> 多くの人は今もなお、岸を「対米追随」の代表的な人物とみなしている。 その筆頭が他でもないアベだ。「尊敬している祖父」の後塵をしっかり拝しているつもりでコイズミも真っ青の対米隷属に徹し、悦に入っているのでないか。 手強い相手に何とかドローに持ち込めれば良しとする岸を「勝たなきゃ意味ねーだろ!」と騒ぐサポーターが潰した格好だが、それを嗾け、肩入れしていたのが他でもない米国だったという件も「戦後史の正体」にある通り。 > 米国は岸を意のままに操るため育てたのに、岸は米国に牙をむいた。 近いところではサダム・フセイン、カダフィが思い浮かぶ。振れ幅の違いで結末の惨さも異なるが、米国のヤリ口(工作)に変わりなし。今日の日本でも あらゆる場面で続けているだろう。 一方、岸の「対米自立」がホンモノだったとすれば、今なお治らない二つの「日本病」を思わずにいられない。 先ずは、それほど難解でないのに日本の大衆が毎度々々「第一の敵」を見誤ること。 段階的計画で着実に成果を得る米国とは月とスッポン、薄っぺらな脊髄反射的 精神論でしか事を運べない日本が浮かび上がる。まさに「賢い米国、愚かな日本」。 そして、「第一の敵」が何かを日本の大衆にリアルタイムで自ら語る政治家がいないこと。 「後年、きっと孫崎さんが書いてくれるハズだ」と思ったのだろうが、政治家がそれではダメだ。尤も、それをやらないのはサダム・フセイン、カダフィと文字通り同じ運命になりたくないからで、結局、オリバー・ストーン氏が嘆く通り、日本には唯の一人もホンモノの政治家がいない━これである。 Tips: 「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━昼メシ何食べたかだけの日記、他人に見せるものでない。 http://magosaki-blog-tips.blogspot.com
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
> 多くの人は今もなお、岸を「対米追随」の代表的な人物とみなしている。
その筆頭が他でもないアベだ。「尊敬している祖父」の後塵をしっかり拝しているつもりでコイズミも真っ青の対米隷属に徹し、悦に入っているのでないか。
手強い相手に何とかドローに持ち込めれば良しとする岸を「勝たなきゃ意味ねーだろ!」と騒ぐサポーターが潰した格好だが、それを嗾け、肩入れしていたのが他でもない米国だったという件も「戦後史の正体」にある通り。
> 米国は岸を意のままに操るため育てたのに、岸は米国に牙をむいた。
近いところではサダム・フセイン、カダフィが思い浮かぶ。振れ幅の違いで結末の惨さも異なるが、米国のヤリ口(工作)に変わりなし。今日の日本でも あらゆる場面で続けているだろう。
一方、岸の「対米自立」がホンモノだったとすれば、今なお治らない二つの「日本病」を思わずにいられない。
先ずは、それほど難解でないのに日本の大衆が毎度々々「第一の敵」を見誤ること。
段階的計画で着実に成果を得る米国とは月とスッポン、薄っぺらな脊髄反射的 精神論でしか事を運べない日本が浮かび上がる。まさに「賢い米国、愚かな日本」。
そして、「第一の敵」が何かを日本の大衆にリアルタイムで自ら語る政治家がいないこと。
「後年、きっと孫崎さんが書いてくれるハズだ」と思ったのだろうが、政治家がそれではダメだ。尤も、それをやらないのはサダム・フセイン、カダフィと文字通り同じ運命になりたくないからで、結局、オリバー・ストーン氏が嘆く通り、日本には唯の一人もホンモノの政治家がいない━これである。
Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━昼メシ何食べたかだけの日記、他人に見せるものでない。
http://magosaki-blog-tips.blogspot.com