今回は、北朝鮮へ対する米軍の攻撃計画のはなしである。 これについて認識すべきは、 「米軍の攻撃計画があったにもかかわらずトランプと金正恩との英断で米北会談がもたれ、その後両国は融和的になった」のではなく、 「米軍の攻撃計画のために具体的にいのちの危険を感じたからこそ、ようやく猪八戒がトランプとの会談に応じて核兵器の廃棄を約束したが、その後なにも進展していない」ということであろう。 「その後なにも進展していない」理由には、米国が中東問題や対中通商問題にかまけていて、その取引材料に北朝鮮がなっていることが主だろうが、そこにジョーカーとしてのトランプがどう絡むのか、今後も予測がむずかしい。ただ、猪八戒を引きずりだすためだけにも具体的な攻撃計画による脅しが必要なのであり、その点は会談以前と別に変わっていないとおもわれる。 米国は米国として行動するのをコントロールできない日本としては、半島に「核のある反日統一国家」ができるか、あるいは「核のない反日統一国家」ができるかの二択でしかないことを受け入れ、後者であることを切に願い努力もするが、前者に対しても手を打っていくべきで、その第一歩が憲法改正であろう。これすらできなければ、今後も拉致のされ放題である。 なお、この界隈に本来の左翼とおもえる人はいない。いろんな人がいるとおもうが、目立つのは猪八戒教徒の劣化サヨクで、この人たちは本来の左翼ではない。この人たちの特徴の一つは、他人の、十分根拠のある懸念や恐怖で、遊ぶことだ。長く生きてるくせに、つまらん趣味だとおもう。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
今回は、北朝鮮へ対する米軍の攻撃計画のはなしである。
これについて認識すべきは、
「米軍の攻撃計画があったにもかかわらずトランプと金正恩との英断で米北会談がもたれ、その後両国は融和的になった」のではなく、
「米軍の攻撃計画のために具体的にいのちの危険を感じたからこそ、ようやく猪八戒がトランプとの会談に応じて核兵器の廃棄を約束したが、その後なにも進展していない」ということであろう。
「その後なにも進展していない」理由には、米国が中東問題や対中通商問題にかまけていて、その取引材料に北朝鮮がなっていることが主だろうが、そこにジョーカーとしてのトランプがどう絡むのか、今後も予測がむずかしい。ただ、猪八戒を引きずりだすためだけにも具体的な攻撃計画による脅しが必要なのであり、その点は会談以前と別に変わっていないとおもわれる。
米国は米国として行動するのをコントロールできない日本としては、半島に「核のある反日統一国家」ができるか、あるいは「核のない反日統一国家」ができるかの二択でしかないことを受け入れ、後者であることを切に願い努力もするが、前者に対しても手を打っていくべきで、その第一歩が憲法改正であろう。これすらできなければ、今後も拉致のされ放題である。
なお、この界隈に本来の左翼とおもえる人はいない。いろんな人がいるとおもうが、目立つのは猪八戒教徒の劣化サヨクで、この人たちは本来の左翼ではない。この人たちの特徴の一つは、他人の、十分根拠のある懸念や恐怖で、遊ぶことだ。長く生きてるくせに、つまらん趣味だとおもう。