change のコメント

米国の世論調査で、中国の債務に危機感を抱いている人が、87%で一番多い。さすが、米国国民の民度が高いといえる。

①中国の消費は、日米70%の半分の35%程度でしかない。すなわち、中国は投資主導型の経済でしかない。国民の生活など中身が後回しになり、道路、建設物、鉄道など外観ばかりにお金が投資されている。共産主義とは程遠い実態である。

②米国と中国の経済モデル差異
*米国は、家計が借金して消費することが景気をよくする。借金の原資は海外から調達する。ドルは基軸通貨であり調達が容易である。
*中国は、投資主導型で家計消費はGDPの35%程度。固定資産投資は50%(日米は20%程度)

③米国と中国の資金借り入れ状況
*国際銀行を通じての借り入れだけでなく、中国債券の発行が多くなっている。
*AIIBは、中国投資経済を維持していく中国の偽装銀行ともいえる。

④市場の状況
*上海市場は規制が多いし、外国為替も管理されており、何とか市場を維持しているが、自由化すれば富裕層の巨大な資産が米国などへ流れてしまう。

No.1 76ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細