ロシアは、旧ソ連軍が1945年北方領土を占有し、現在実効支配している。 現状認識で必要な点は、次の2点があげられるのではないか。 ①四島に対するロシア化ともいえる政策をインフラ、産業、教育、文化への投資によって、ロシア住民がモスクワに対する帰属意識を強め始めている。 ②プーチン大統領が、北方問題はアメリカの利益が絡んでおり、ロシア日本の2国だけでは解決しないと明確に答えている。平和条約の締結を先行させていくのが現実的対処として、ベターといえるのではないか。 過去の苦い経験から導き出したプーチン大統領の考え方に沿っていくのが、ロシアとの関係強化で大切なことなのでしょう。領土問題は、ロシアとの関係が強化されるのを防ぐ米国の離反政策であることを、我々は強く認識すべきでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ロシアは、旧ソ連軍が1945年北方領土を占有し、現在実効支配している。
現状認識で必要な点は、次の2点があげられるのではないか。
①四島に対するロシア化ともいえる政策をインフラ、産業、教育、文化への投資によって、ロシア住民がモスクワに対する帰属意識を強め始めている。
②プーチン大統領が、北方問題はアメリカの利益が絡んでおり、ロシア日本の2国だけでは解決しないと明確に答えている。平和条約の締結を先行させていくのが現実的対処として、ベターといえるのではないか。
過去の苦い経験から導き出したプーチン大統領の考え方に沿っていくのが、ロシアとの関係強化で大切なことなのでしょう。領土問題は、ロシアとの関係が強化されるのを防ぐ米国の離反政策であることを、我々は強く認識すべきでしょう。