埋め立て承認の取り消し処分に対する取り消し訴訟は、最高裁まで争われましたが、県側の敗訴で終わりました。 今回の撤回処分も、国側の処分取り消し訴訟と執行停止申し立てがおこなわれ、最終的に国側の勝訴で終わるでしょうが、翁長氏の目的は裁判よりも知事選に向けた話題盛り上げでしょう。しかし、沖縄での劣化サヨクのやりたい放題はもう十分知れ渡っていますから、今度は取り消しのときのようにそんなに簡単にいくかどうか。 「評価」の部分で孫崎氏は「米軍の海兵隊は何を目的に沖縄にいるか。沖縄や日本を守るためではない。」といいますが、もともと日米安保条約で米軍の日本への駐留は、「【日本国の安全】に寄与し、並びに【極東における国際の平和及び安全の維持】に寄与するため」(第六条)に認められているのですから、それは当然のことです(むしろふだんはサヨク側がこれを喧伝している。孫崎さんも当然知っていることです)。 これを問題にするなら、安保条約を見直さなくてはならないし、それは結局憲法を改正するほかありません。憲法で「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」(前文)から9条と安保条約があるのだという法的論理関係がわかってないから劣化サヨクとよばれるわけですね。 「極東における国際の平和及び安全の維持」というなら、たとえば北朝鮮はシリアに毒ガス施設の建設材料を提供することでカネをえて極東の平和と安全とを乱しているのですから、沖縄米軍が中東まで視野にいれるのは当然のことです。 逆にいえば、北朝鮮がまともな国になれば、沖縄に海兵隊がいる根拠はそれだけ薄れるのですが、北朝鮮がまともな国になれという主張が、孫崎さんからまったくみられないのも、おもしろいところですね。 私自身ははやく憲法を改正して安保条約を相互防衛条約に改定し、海兵隊は(ふだんは)沖縄から出て行ってもらおうという考えです。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
埋め立て承認の取り消し処分に対する取り消し訴訟は、最高裁まで争われましたが、県側の敗訴で終わりました。
今回の撤回処分も、国側の処分取り消し訴訟と執行停止申し立てがおこなわれ、最終的に国側の勝訴で終わるでしょうが、翁長氏の目的は裁判よりも知事選に向けた話題盛り上げでしょう。しかし、沖縄での劣化サヨクのやりたい放題はもう十分知れ渡っていますから、今度は取り消しのときのようにそんなに簡単にいくかどうか。
「評価」の部分で孫崎氏は「米軍の海兵隊は何を目的に沖縄にいるか。沖縄や日本を守るためではない。」といいますが、もともと日米安保条約で米軍の日本への駐留は、「【日本国の安全】に寄与し、並びに【極東における国際の平和及び安全の維持】に寄与するため」(第六条)に認められているのですから、それは当然のことです(むしろふだんはサヨク側がこれを喧伝している。孫崎さんも当然知っていることです)。
これを問題にするなら、安保条約を見直さなくてはならないし、それは結局憲法を改正するほかありません。憲法で「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」(前文)から9条と安保条約があるのだという法的論理関係がわかってないから劣化サヨクとよばれるわけですね。
「極東における国際の平和及び安全の維持」というなら、たとえば北朝鮮はシリアに毒ガス施設の建設材料を提供することでカネをえて極東の平和と安全とを乱しているのですから、沖縄米軍が中東まで視野にいれるのは当然のことです。
逆にいえば、北朝鮮がまともな国になれば、沖縄に海兵隊がいる根拠はそれだけ薄れるのですが、北朝鮮がまともな国になれという主張が、孫崎さんからまったくみられないのも、おもしろいところですね。
私自身ははやく憲法を改正して安保条約を相互防衛条約に改定し、海兵隊は(ふだんは)沖縄から出て行ってもらおうという考えです。