poiu のコメント

弁護士事務所に勤務していた知人によれば、消費者金融で破産するようなケースでつくづく思ったのは、悪いのは貸す方だけではない、借りる方も相応に悪い。両方が悪いのであって、片一方が被害者すらするのはおこがましいとのことでした。
自分は騙されたんだ、罪ない無邪気で天真爛漫な自分をだました方がすべて悪いんだ・・・揃いも揃って口こう言うばかりそうで。事実、破産してしまえば(というよりも弁護士にその後始末を一任してしまえば)怖ーいお兄さんからの執拗で厳しい取り立てから解放されるので、あとは鼻をほじりつつアホ面の知らん顔で必要書類の提出すらしないどころか、電話にも出ないというほどの堕落っぷりとか。自分に降りかかる負の圧力からいとも簡単に解放されてしまえば、自分のしたことや責任などはそれっきり完全に忘れてしまう。そして愚かにも同じようなことを何度も何度も繰り返すんだそうで。結局自分で自分のしたことの責任をとろうとせずに逃げおおせて、自分の罪深さ・愚かさとその結果生じる罰を担わず、その痛みを感じずに終われれば反省なんてものをしなくていいわけだから、いくらでも同じことをやらかすわけだと興味深く話を聞いていたことを思い出した。

社会心理学・マーケティングといったアメリカにおいて、日本ではまずお目にかかれないレベルの超絶エリートたちによって高度に洗練され、これ以上ないほどなまでに確立された手法をもってすれば、一億人くらいまあ軽~く操れますよ。だって奴隷根性や同調圧力といったまことに都合のいいものがが、素地に溢れ返っているわけですから。

そうならないためにはどうするか、こういう意識がまるでないですね、日本人って。アイデンティティー、ディグニティー、こういう意識は諸外国の人からはその話す言葉からも表情からも行動からもとてもよく感じられるのですが、相手が日本人となると殆どと言っていいほど感じられない。何か重大な不都合なことが指摘されても、それに耳を貸そうともその可能性があることを考えてみようともせず、ただ耳を塞ぐ。そしてそんなことはあるはずがないと頑ななまでに事実から逃げ回って、大丈夫なフリだけをしてやり過ごそうとする。蒙昧無知もここまでくれば完全に罪です。人が良い?素直?そんなのはもはや褒め言葉ではないですよ。しかも反省と自虐を取り違えている人、多いですよね。そして耳さわりのいい言葉の方へどーっと行ってしまう。何故ダメだったかと反省すれば、新たな面が見えてきて、次こそはやられないよう対策を講じることができるようになるかもしれないのに。

日本人はこの先も、飽きもせずにずーっと騙され続けるのだと思います。
果たして、それはいつまでか?

日本人が消滅するまで、でしょうかね。虐げられても消滅しても変わらないのが、この国の奴隷根性なのですから。この国では国政選挙なんて民主主義のツールにもなりゃしませんよ。それが先の選挙でよおくわかったという人も出てきたのではないでしょうか。集計作業だかによる不正選挙を叫ぶ人たちもいますが、そんなことをするまでもなく向こうは簡単に勝ちおおせるのですよ。

No.4 142ヶ月前

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