多分、昔は沖縄の人が日本からの独立という時には、ある程度冗談っぽく話していたと思う。多分多くの沖縄の人は過激な発言として、真剣な選択として議論しなかったと思う。
私は最近沖縄を訪れることが多い。気づいたことは、沖縄の政治や言論界の相当の人々が、独立論に傾いていたり、今真剣に検討しているという状況にある。
考えてみれば今の日本政府の対応はあまりにひどい。日本政府は沖縄県民の思いを真剣にとらえて考えることがないのではないかという強い絶望感がある。
多くの沖縄の人の思い、「最低でも県外」を政治課題として取り上げる首相、鳩山氏は日本社会から激しく糾弾された。
オスプレイは全41市町村で反対議決がされているが、全く無視されている。
オスプレイの配備が山口県で長く留め置かれた時には防衛省の幹部がお詫びに出かけた。では恒常的配備になった沖縄に対して、政府はどのような態度をとったの
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
本土が沖縄を独立に追い詰めているんですよね。日本には、沖縄を日本の一部として統治する資格がないんですね。
ここで一番大事なことは、アメリカの事情でもなく、日本の事情でもなく、なにより沖縄の意思だと言うことです。銀座を行進する代表たちに「国賊」等の罵声を浴びせる人がいると言うことは本土と沖縄との間の深い溝を象徴しています。世界の各地で小さな地方が独立するという動きは、沖縄の将来に関係してくるのかもしれません。
今、沖縄では冗談抜きで独立をと考える人が少なくないと思います。なぜなら、本土に(とくに政治エリート達に)人種差別を受けていると感じている人が本土の人たちが考える以上に多いのです。そう思うのも、沖縄がどんなに民主的手法を駆使して、オスプレー配備反対や普天間基地移転を県外にと訴えても本土側が聞く耳を持たないからです。だから沖縄県は独自にアメリカで陳情行動を行ったり、アメリカにも戦略部署をおいています。これはもう一地方自治体の業務としては異常事態ではないでしょうか?アメリカの防衛シンクタンクや議会重鎮の中には辺野古移転は懐疑的で、豪州などに海兵隊は移転した方が日米安保の安定のためには言いという人もいるみたいなのになぜそのことが日本国内では取り上げられないのか?沖縄はヤマト民族じゃないから強引に政策を押し付けてもいいと言う無意識の中の蔑視があるからそういう態度に出るのではないでしょうか。沖縄が抑止力の上で地理的に優位だというのははっきり言って自分のところには基地を持ってこられるのは嫌だから沖縄に押し付けろという意識があるから思考停止してるんではないでしょうか。地理的にというのはグアムや豪州に海兵隊を移転させる計画が米国にあって、すでに破綻してる理論なのに。なぜ沖縄だけが唯一の選択肢?
(ID:32175174)
「多分、昔は沖縄の人が日本からの独立という時には、ある程度冗談っぽく話していたと思う。」とおっしゃるが、沖縄が日本に返還された1972年ごろ、沖縄人のあいだに独立運動があったのは歴史的事実である。にも関わらず、沖縄人の大半は日本復帰を求めたのである。すなわち1970年代にピークとなった「反復帰論」である。これに対し、NHKが1972年以降最近に至るまで行った世論調査の結果は、返還後数年間を除き、沖縄人の大半が常に日本に復帰して良かったとする意見を持っていたことが記録されており、最近では人口の75%以上が復帰して良かったと答えている。歴史は戻すことはできない。いまさら日本が沖縄に独立を示唆することは裏切りであろう。日本国は明治時代の沖縄併合の責任を担って生きていかなければならない。