フレデイ タン のコメント

ロックフェラーが高々と大戦直後宣言した「米国の世紀」はその内部にいくつか衰退要因を抱えているが、その中の一つが米国のイスラエルとの同盟関係と言えよう。

アラブ民族の地で「イスラエル建国」が無謀なことはその発想段階においてもユダヤの良識には自明のことだった。日本人には分かりにくいが、もし、奈良県のナラはウリナラのナラだということで米国の庇護の下で独立したら、日本人は許すだろうか。弥生文化を造った人々が朝鮮半島から移住してきた人々によって創られた事実があったとしても、ナラ独立は日本人には許せることではなかろう。そんな無謀なことをイギリスのロスチャイルドは構想し、米国をも巻き込み実現に持ち込んだのだ。

更に悪いことにイスラエルがパレスチナでやっていることはアパルトヘイトで悪名高い南アフリカがコミットし続けたことと全く同じことなのだ。

言っておくが、ヨーロッパのユダヤ人の約束の地は米合衆国であってパレスチナではない。これはどう考えても道理だから、米国の権力がマスメデイアを金で買収して世界世論を創ろうとしても無理な話だ。アパルトヘイトの南アフリカがイギリス当局の頑固な抵抗があっても結局国際社会に受け入れられず潰された如く米国のイスラエルという国が無くなるのは必定。ここで注意すべきことはユダヤ人がアラブの地から追放されることではないことだ。彼らにはアラブの地においても完全な生存権はあるということ。

トランプは朝鮮半島では良いことをやっているが、アラビア半島のイスラエルに関しては基本から勉強をし直すべきだ。

No.2 79ヶ月前

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