愛媛県の文書には「加計学園から、2015年2月25日に加計氏と安倍首相が会談し、理解されたと言われた」との記述がある。 当時の愛媛県が大学新設に否定的だったら、承認を得る手段として安倍首相の名をちらつかせる可能性も考えられるが、愛媛県も大学の誘致を望んでおり、嘘をつく必要はなかった。 可能性の高いのは、安倍首相と加計氏が対談し、合意したのは事実だが、首相の進退に関わる事態になったため事実を否認しているとの見方だ。 森友学園でも、加計学園でも、ほとんどの国民は「首相が嘘をついている」と考えている。 こんな状況で、まともな政治をできるはずはない。 真実がどちらかは別にして、責任感のある政治家なら、疑惑を明確に払拭できないかぎり、首相は退陣するべきである。 首相に退陣を迫れない与党議員も、政治家失格である。
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孫崎享チャンネル
(ID:18982160)
愛媛県の文書には「加計学園から、2015年2月25日に加計氏と安倍首相が会談し、理解されたと言われた」との記述がある。
当時の愛媛県が大学新設に否定的だったら、承認を得る手段として安倍首相の名をちらつかせる可能性も考えられるが、愛媛県も大学の誘致を望んでおり、嘘をつく必要はなかった。
可能性の高いのは、安倍首相と加計氏が対談し、合意したのは事実だが、首相の進退に関わる事態になったため事実を否認しているとの見方だ。
森友学園でも、加計学園でも、ほとんどの国民は「首相が嘘をついている」と考えている。
こんな状況で、まともな政治をできるはずはない。
真実がどちらかは別にして、責任感のある政治家なら、疑惑を明確に払拭できないかぎり、首相は退陣するべきである。
首相に退陣を迫れない与党議員も、政治家失格である。