北と中の2回目の会談は、米国との交渉を有利に進めるため、北が中にすり寄ったとの疑いをトランプ大統領に抱かせたことが、北と米の首脳会談中止に至った主因なのでしょう。 「二兎を追うもの一途を得ず」の格言が厳然として生きている。米国より中国に信頼感を求めた金正恩の賭けが吉と出るか凶と出るか。 本来中国と友好関係を結び、同盟意識が醸成されていれば、米国との交渉に臨まなくても、北の安全が保障されるわけなのに、中国と対立関係状態になり、米国との不可条約締結を目指したのが間違いといえる。米国と関係を悪化させて、中国の友好関係が本当に改善できるかといえば、「NO」なのでしょう。北朝鮮の苦難の地味が続くということに過ぎない。 この問題より、大きな問題が報道されている。2014年ウクライナ東部に起きたマレーシア航空機撃墜事件に対し、国際合同チームが使用された地対空ミサイルはロシア製「ブグ」であり、ロシア軍第53防空旅団から搬入されたものとの判明した。ロシアの一般人を殺戮する野蛮な行動は、国際的批判の対象になる。安倍首相は、タイミング悪く、ロシアでの首脳会談のため旅立った。運というかつきがなくなってきたのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
北と中の2回目の会談は、米国との交渉を有利に進めるため、北が中にすり寄ったとの疑いをトランプ大統領に抱かせたことが、北と米の首脳会談中止に至った主因なのでしょう。
「二兎を追うもの一途を得ず」の格言が厳然として生きている。米国より中国に信頼感を求めた金正恩の賭けが吉と出るか凶と出るか。
本来中国と友好関係を結び、同盟意識が醸成されていれば、米国との交渉に臨まなくても、北の安全が保障されるわけなのに、中国と対立関係状態になり、米国との不可条約締結を目指したのが間違いといえる。米国と関係を悪化させて、中国の友好関係が本当に改善できるかといえば、「NO」なのでしょう。北朝鮮の苦難の地味が続くということに過ぎない。
この問題より、大きな問題が報道されている。2014年ウクライナ東部に起きたマレーシア航空機撃墜事件に対し、国際合同チームが使用された地対空ミサイルはロシア製「ブグ」であり、ロシア軍第53防空旅団から搬入されたものとの判明した。ロシアの一般人を殺戮する野蛮な行動は、国際的批判の対象になる。安倍首相は、タイミング悪く、ロシアでの首脳会談のため旅立った。運というかつきがなくなってきたのでしょう。