日本のテレビ、新聞は恥ずかしくないか。ニューヨーク・タイムズ紙は沖縄の怒りを社説で書いた。一体日本の大手メディアのどこがこれまで沖縄の怒りを真剣に報じてきたか。日本の政治家はどこまで対応してきたか。そして“本土の”日本国民もどこまで真剣に考えたか。3日NYT(沖縄タイムス紙が引用)社説、2日インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は「沖縄における非道(outrage in Okinawa)」と題して次の内容を報じた。
「沖縄における米兵2人の婦女暴行への攻撃は、すでにオスプレー配備で燃え上がっている緊張を一段と悪化させた。米兵5万人の不本意のホストである事に対する憤りと怒りに対する形容詞が、今や沖縄人にないほどになっている。
米国や日本政府は地政学的関心がジェット機事故、騒音、環境破壊、犯罪よりも優先している。この日米の見解は最早沖縄人にとり適切な物と見られなくなり、その判断は正当化される。仲井真沖縄知事は地位協定の見直しをし、米兵犯罪捜査をより容易にし、犯人引渡しを迅速に出来るよう主張している。しかし米国国防省は他地域へ影響を与えることを恐れ、見直しに抵抗している。だがワシントンは沖縄人の正当な懸念にもっと対応しなければならない。米軍をグアム、ハワイ、日本の他地域に移転させることにより、米軍駐留をもっと軽減させなければならない。」日本安全保障関係者でこの台詞を吐ける人がいるだろうか。ニューヨーク・タイムズ紙の社説がこの主張を出来て、本来誰よりもしゅちょうすべき、日本の安全保障関係者が何故この台詞吐けぬのか。(了)
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孫崎享のつぶやき
孫崎享
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コメント
ええと、読もうと思ったけどヤギさんが先に食べちゃった、まあいいや。
対日焦土化作戦(日本の無差別絨毯爆撃)の立案者であり、実際に、東京大空襲をはじめ、大阪等の大都市だけでなく、地方の中小都市までを(工廠を含む軍需工場、民家の区別なく)対象として徹底的に焼き払い、壊滅的打撃を日本に齎した鬼畜カーチス・ルメイに、旭日大綬章叙勲を与えるような愚かな国ですから。戦後ずっと、そして今回もまた、悲劇を生み続けることを選択している日本政府を象徴しています。
規律を守れない軍隊は、野盗と大差ない。
いまのシリアの惨状は、ルールを守れない軍隊が、自国民の生命にとってどれだけ危険な存在となり得るかを、如実に示している。
今回の相次ぐ米兵の不祥事は、個々人のモラルや協定の在り方以前に、米軍一般の基本的な作戦遂行能力にさえ疑問符を抱かせるものであった。
もし、自衛隊が国内で同等の犯罪行為を犯したら、現在どのように報道されていただろうか?
自国民を守る。
この栄誉ある仕事を任せるにあたって、国民はどちらがふさわしい存在なのかを、改めて問い直すべきだろう。
そして私は、「殺した人数よりも、救った人数の方が多い」ことを誇りとする、この国の護り人たちに、それを託したいと思う。
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中国韓国の脅威さえなければ正論中の正論だのう