対米黒字3国は、中国。日本、ドイツがビッグ3である(2017年4月)。黒字額と自動車の割合は、 中国 3479億米ドル 自動車関連 69億米ドル 日本 689億米ドル 自動車関連 526億米ドル ドイツ 649億米ドル 自動車関連 236億米ドル 日本は輸出といっても、自動車関連産業以外は潤っていないということでもある。 日経によると、4月10日アジアフォーラムで習近平主席は自動車規制を25年から3年前寄せし、50%以上出資可能なように、22年までに緩和する方針を示した。 具体的には、18年にEV車、20年にトラック、バスなどの商用車、22年に乗用車とロードマップも示している。 明確なことは、中国の投資規制緩和があり、米国は強気であり、日本が黒字削減策を全く提示しなかったことである。何のために米国を訪問したのかわからない。米国が巨大赤字を問題視している時、手土産なしで出かけるとは、「ギブアンドテイク」の精神を全く理解していないのでしょう。 今回の会談で明らかになっていることは、日本はTPPを主張し、米国はFTAを主張したが、日米2国間で条約締結のための話し合いを両国経済関係省が進めることを合意したことである。米国に押し切られたとみるべきであり、安倍首相は米国にFTAとは言っていないが、両国間で話し合うことを約束してきたといえるのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
対米黒字3国は、中国。日本、ドイツがビッグ3である(2017年4月)。黒字額と自動車の割合は、
中国 3479億米ドル 自動車関連 69億米ドル
日本 689億米ドル 自動車関連 526億米ドル
ドイツ 649億米ドル 自動車関連 236億米ドル
日本は輸出といっても、自動車関連産業以外は潤っていないということでもある。
日経によると、4月10日アジアフォーラムで習近平主席は自動車規制を25年から3年前寄せし、50%以上出資可能なように、22年までに緩和する方針を示した。
具体的には、18年にEV車、20年にトラック、バスなどの商用車、22年に乗用車とロードマップも示している。
明確なことは、中国の投資規制緩和があり、米国は強気であり、日本が黒字削減策を全く提示しなかったことである。何のために米国を訪問したのかわからない。米国が巨大赤字を問題視している時、手土産なしで出かけるとは、「ギブアンドテイク」の精神を全く理解していないのでしょう。
今回の会談で明らかになっていることは、日本はTPPを主張し、米国はFTAを主張したが、日米2国間で条約締結のための話し合いを両国経済関係省が進めることを合意したことである。米国に押し切られたとみるべきであり、安倍首相は米国にFTAとは言っていないが、両国間で話し合うことを約束してきたといえるのでしょう。