ビクター チャはジョージタウン大学教授 ブッシュ大統領時代、米国国家安全保障会議(NSC)アジア部長であった。二〇一七年トランプ政権で駐韓大使に任命の予定であったが、対北朝鮮への武力攻撃の可能性が高まる中、軍事攻撃に反対する論評を発表し、駐韓大使任命が取り消された。
ニューヨーク・タイムズに「トランプは北朝鮮との平和の見返りに何を上げるのか(What Will Trump Give Up for Peace with North Korea? )を寄稿。その主要点。
・トランプ大統領が二カ月内に、北朝鮮の指導者、金生恩と会うとのホワイト・ハウスの発表は、回答よりも多くの疑問を提示する。
・通常ではない二人の指導者が会う事の予測不可能性は、一方で数十年に及ぶ紛争を終える機会を与えると同時に、失敗に終れば戦争の瀬戸際に追い込む。
・北朝鮮で金と会った(鄭義溶)大統領府国家安
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佐川氏辞任に引き続き、毎日「麻生氏の進退に波及」、朝日「官邸はこれで終わりと思っていない」。契機は決裁文書の書き換え疑惑問題。これの追及が進めば、当然のことながら安倍氏の責任問題が浮上する
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森友学園は重大局面を迎える。財務省は国有地売却に関する決裁文書に書き換えがあったと認める方針を固めた。関与した近畿財務局の担当職員や本省幹部らの懲戒処分を今後検討。当然、麻生大臣、安倍首相の責任問題にも発展する。共同通信紹介。
コメント
>>5
おやまー恐ろしいことおっしゃる。
>>4
わたしにつきまとわないでくださいね。
>>2>>5
こんにちは
==========
我々が忘れてはならないことは、金一族の体制をどうするかということであり、北朝鮮国民に国家運営を手渡せば、もっと前に解決していたことであり、中国との関係が悪化することもなかった。
==========
↑鋭いご指摘だとおもいます。
北が核を持つ理由として、「体制維持の保証」ということがいわれ、それは通常は、米国が北を攻撃しないという意味にとらえられていますが、別の意味として、北の核は北の国民に向いていると言えるのですね。
もちろんそれは比喩的な意味であり、実際には、たとえば中国が北の反体制派に武器供与するのを、核があれば抑止できるということになります。仮に北の反体制派が武器を手にすれば、シリア状態になる可能性もあります。もしそうなれば、周辺国も含めて勝者はありません。民族の指導者として金正恩には、正しいタイミングで適切な判断をしてもらいたいとおもいます。
中国の位置づけについては、>>5でおっしゃるような可能性もありますね。参考になります。
(ID:13458971)
タイムリーな評論の、タイムリーな紹介で、孫崎さんに感謝します。
このなかで、
「通常ではない二人の指導者が会う事の予測不可能性は、一方で数十年に及ぶ紛争を終える機会を与えると同時に、失敗に終れば戦争の瀬戸際に追い込む。」
のところは、私も100%同じ意見です。