徴兵令は、憲法も議員制度の前に成立
ハーバート・ノーマンは一九〇九年生まれ。カナダの外交官。
・この徴兵令は多年にわたる封建制度にすぐ引き続いて出来たものだけに、影響が非常に大きく、ほとんど革命的と言っていい程の法律であった。封建制度の時代には、武器をたずさえる支配階級が厳重に規定され、制限されていたのに対して、農民を主とする、武器をもたない被圧迫階級は、いやしい階級であるとか、武器を持たせるほどに信頼できないとか考えられていた。実際の所、普通徴兵制を敷くことは余りにも革命的な考え方であったから、それを最も頑強に提唱した大村益次郎は,一八六九年、兵部大輔の時、憤慨した同藩の反動武士に暗殺された位である。
・この関係の内には、封建支配階級のごく一部分が農民を非常事態に対処するため、兵員を吸い上げる貯水池として認めていく過程の不均衡かつ不完全な発展がみられる。
・見逃して
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コメント
>>6
あなたは孫崎さんですか。それとも孫崎さんの師範代のつもりですか。
>>7
ロゴスにはパトスで応じる。それは自民党系の流儀なんですかね。でも、折角の質問ですからお答えします。私は先生のファンです。
今日の朝、ツイッターの投稿の中に、日本国憲法の9条の概念を、マッカーサー元帥に提案した弊原さんのその当時の回想記事が、紹介されていました。弊原氏は、原子爆弾が今後の人類にとって、破滅をもたらす決定的脅威になる。と予想し、軍備乃至軍拡競争が、結果的に人類の破滅に直結するから、死中に活を見出すように、交戦権や軍備を日本自ら率先して、放棄することで、世界諸国及び国際的機関の介入・仲裁を、期待する道しか地球を救うことはできないという考えに、到達し世界に先がけて、あえて戦力の不保持を憲法に、書き込むことで、日本が国際的に名誉ある国になることできるのではないか?と述べていたそうです。
(ID:18471112)
(1)戒厳令下同然で奴隷制の導入。庶民にとっては理不尽極まりない悪夢。
(2)封建支配階級が、農民を主とする、武器をもたない被圧迫階級を「束ねる」ためには「民権的」なものは邪魔なだけ。
(3)安部公房も語っていた「弱者が更に弱い者を虐めるのが 虐めの論理」そのものでしょう。
(4)目に余る政治私物化への「アベ辞めろ!」でたじろいだ誰かの如く、予想のヨの字もなかったと思う。