この世論調査で伺えるのは米国国民が冷静だということでしょうか。米国国民は本来は戦争嫌いなんだと私は想おうんです。彼らは戦争狂いの一部の異常者が戦争を扇動し行うものだと一定の見解のを抱いているのではないでしょうか。 米国が総体に於いて戦争参入を肯定する状況には決まったパターンがあるように思うのです。第二次大戦への参入はパールハーバーが電撃攻撃された事件がその正当理由になった。朝鮮戦争は北からの侵略(南からのという研究者の異説あり)がスタートとなり、ベトナム北部の爆撃はトンキン湾事件、アフガン侵攻は9.11とそれぞれのきっかけがあり、戦争が起こっている。これから分かるのは、米国の世論が戦争に対してネガテイブであっても米国の支配層が戦争をしたいと思えば、その正当性をでっち上げ国内世論を強引にまとめ戦争するという傾向です。 北朝鮮については米国の支配層は幸いかな戦争は考えていないと私は観測しています。ロシアと戦争中の米国は中国と戦争する訳には行かないのです。北朝鮮は米ネオコンと闘っています。中国もネオコンとはスタンドオフ(嫌悪)の関係にあるから、前にも触れましたが、敵の敵は味方なんです。北朝鮮攻撃は最終的には中国を敵に回すことだと米支配層は理解しているように最近の種々の言動から推測されるのです。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
この世論調査で伺えるのは米国国民が冷静だということでしょうか。米国国民は本来は戦争嫌いなんだと私は想おうんです。彼らは戦争狂いの一部の異常者が戦争を扇動し行うものだと一定の見解のを抱いているのではないでしょうか。
米国が総体に於いて戦争参入を肯定する状況には決まったパターンがあるように思うのです。第二次大戦への参入はパールハーバーが電撃攻撃された事件がその正当理由になった。朝鮮戦争は北からの侵略(南からのという研究者の異説あり)がスタートとなり、ベトナム北部の爆撃はトンキン湾事件、アフガン侵攻は9.11とそれぞれのきっかけがあり、戦争が起こっている。これから分かるのは、米国の世論が戦争に対してネガテイブであっても米国の支配層が戦争をしたいと思えば、その正当性をでっち上げ国内世論を強引にまとめ戦争するという傾向です。
北朝鮮については米国の支配層は幸いかな戦争は考えていないと私は観測しています。ロシアと戦争中の米国は中国と戦争する訳には行かないのです。北朝鮮は米ネオコンと闘っています。中国もネオコンとはスタンドオフ(嫌悪)の関係にあるから、前にも触れましたが、敵の敵は味方なんです。北朝鮮攻撃は最終的には中国を敵に回すことだと米支配層は理解しているように最近の種々の言動から推測されるのです。