なし のコメント

米国は「北朝鮮」に核開発の気配がなかったころは
「北」の平和攻勢を相手にしなかった。

核開発の意図が明らかになって初めて相手にした。
KEDOの枠組みでプルトニウムを抽出できない
原子炉に切り替えるのなら代替の重油を供給すると。
しかし、それに応じた「北朝鮮」に対して米国は約束を破り
1年間も重油の供給をしなかった。

「北朝鮮」は核実験やミサイル実験を繰り返すようになった。
米国を交渉に引きずり出すにはこれしかないと。

米国は言った。
北朝鮮が一切の核、ミサイル開発をやめてからでなければ
交渉には応じない。
悪事に褒美は与えないと。

「北」の核ミサイル開発は加速度的に進み、米本土射程内が
目前に。
米国の方針は微妙に。
ボスが吠えまくる一方で、手下は穏当な発言もするようになった。
核ミサイル開発をやめることが交渉の前提だとはもう
言わなくなった。(北はもう交渉しようとは言わなくなっているが)

「北朝鮮」が韓国を交渉相手にはしないのは昔からです。
もちろん内容によりますが。
米国の冊封国家である韓国には最終決定権がない、と考えれば
韓国との交渉にはなんの関心も持たないのが
これまでの金王朝スタイルです。
これまでもずっとそうでした。

言えることは、平和を必要とする「北朝鮮」にとって核
ミサイル開発はこれまで大成功だったということです。
そのうち韓国に変わって米国が交渉を求めるかも。
トランプが正気なら、ですが。

若い希望さん
あなたのためにざっと解説をしました。
右寄りの人というのは自分をいい気持ちにさせてくれる
右寄りの論評しか読まない傾向があるので、あなたが
これを読むのかどうか知りませんが、その場合は
ここにやってくるみなさんが読めば良い、ということで。

No.4 86ヶ月前

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