日本の今の状況はナチス体制(一党の絶対独裁)程ではないにしても、真綿で首を絞めるような言論弾圧現象であると私は考えて居ます。その行き着く先は戦争です。ヒトラーも戦争の為に言論絶対弾圧を実施したのです。 問題はその戦争です。米国と完全に同化してしまった日本の敵国はずばりロシア、中国、北朝鮮です。これら三国はナチスや日本の軍部独裁時代とは全く違う。これら三国は日本列島から繰り出される先制攻撃に備えてそれぞれの才覚で苦節50年今や核ミサイル国家となってしまっている。東アジアでは戦争は不可能なんです。日本の真綿で首を絞める言論弾圧は滑稽至極なんです。出口が無いという意味で。これはこれで幸いなことなんですが。 思いだしますのはナチス時代の一つの故事です。ノーベル文学賞を得たトーマス・マンはナチスの台頭時からその危険性を糾弾し舌鋒鋭かった。当然、ヒトラーは彼を心底憎んだ。ヒトラーは政権取ったその日にトーマス・マンを国外追放した。トマスマンは国外からドイツ国民とドイツインテリゲンチャーに反旗を掲げることを呼びかけた。しかし効き目は無かった。何故か?「安全地帯に身を置いて良く言うよ」というものです。一国が全体主義化すると国民は権力に従順になる。 続く
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
日本の今の状況はナチス体制(一党の絶対独裁)程ではないにしても、真綿で首を絞めるような言論弾圧現象であると私は考えて居ます。その行き着く先は戦争です。ヒトラーも戦争の為に言論絶対弾圧を実施したのです。
問題はその戦争です。米国と完全に同化してしまった日本の敵国はずばりロシア、中国、北朝鮮です。これら三国はナチスや日本の軍部独裁時代とは全く違う。これら三国は日本列島から繰り出される先制攻撃に備えてそれぞれの才覚で苦節50年今や核ミサイル国家となってしまっている。東アジアでは戦争は不可能なんです。日本の真綿で首を絞める言論弾圧は滑稽至極なんです。出口が無いという意味で。これはこれで幸いなことなんですが。
思いだしますのはナチス時代の一つの故事です。ノーベル文学賞を得たトーマス・マンはナチスの台頭時からその危険性を糾弾し舌鋒鋭かった。当然、ヒトラーは彼を心底憎んだ。ヒトラーは政権取ったその日にトーマス・マンを国外追放した。トマスマンは国外からドイツ国民とドイツインテリゲンチャーに反旗を掲げることを呼びかけた。しかし効き目は無かった。何故か?「安全地帯に身を置いて良く言うよ」というものです。一国が全体主義化すると国民は権力に従順になる。
続く