>>20 死がそんなに怖いですか、というのはまともな精神から 発せられる質問だとは思えませんね。 若い希望さんが精神に疾患を抱えているとは思えませんから 考えられる可能性は一つ。 映画で見た光景を思い出します。 「水晶の夜」の前後だったかな。 この国には自分たちの未来はないと考えたドイツのユダヤ人の 若者が必死の思いで出国許可証を手配して入手します。 そして両親にドイツを出よう、というのですが、 父親は頑として首を縦には降らない。 「我々だってドイツ人だ」 「この国で真面目に働きちゃんと税金も納め、 地域の一員としてドイツ社会に貢献してきた」 「お前は心配のしすぎだ」 「なぜそんなに人が信じられない人間になってしまったのだ」 若者は仕方なく恋人だけを連れて脱出する。 両親との永遠の別れ。 最悪の事態は望まなくとも、それに備えなければならない。 それができない人がいる。 まさかそんなことが、と考えたいことは、考えることを 拒否する。 津波警報による避難呼びかけが出ていても逃げずに死んだ人が さきの津波で大勢いました。 平々凡々の日常を壊すものをイメージできない。
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孫崎享チャンネル
(ID:21835634)
>>20
死がそんなに怖いですか、というのはまともな精神から
発せられる質問だとは思えませんね。
若い希望さんが精神に疾患を抱えているとは思えませんから
考えられる可能性は一つ。
映画で見た光景を思い出します。
「水晶の夜」の前後だったかな。
この国には自分たちの未来はないと考えたドイツのユダヤ人の
若者が必死の思いで出国許可証を手配して入手します。
そして両親にドイツを出よう、というのですが、
父親は頑として首を縦には降らない。
「我々だってドイツ人だ」
「この国で真面目に働きちゃんと税金も納め、
地域の一員としてドイツ社会に貢献してきた」
「お前は心配のしすぎだ」
「なぜそんなに人が信じられない人間になってしまったのだ」
若者は仕方なく恋人だけを連れて脱出する。
両親との永遠の別れ。
最悪の事態は望まなくとも、それに備えなければならない。
それができない人がいる。
まさかそんなことが、と考えたいことは、考えることを
拒否する。
津波警報による避難呼びかけが出ていても逃げずに死んだ人が
さきの津波で大勢いました。
平々凡々の日常を壊すものをイメージできない。