孫崎先生のお話の通りですね。米国や日本から中国やロシアに発する「ライフラインを切れ」かのごとき強い要請は常軌を逸している。この事態に在って私たち日本人が真剣に考えなくてはならないことは「米国の不沈空母：日本」が日米にそれなりに意味を持ったのはずっと昔の朝鮮戦争、ベトナム戦争までであって、今やこの不沈空母は太平洋戦争末期の「戦艦大和」同様に使い物にならなくなっているということ。

日米同盟と言う堂々たる偽名で日本国民を説得する日米安全保障条約下の軍事体制は実はNATO軍体制とほぼ同様の日米連合軍体制にあることを日本の国会議員は国民に明らかにし、日米安保条約の抜本的改革に早急に手がけるべきだと私は考える。