>>18 上で書いたのですが、産経は「判断保留へ」と書いたのであって、 「判断保留」と書いたのではありません。ふたつの意味は違います。 ここを仮に意図的にリテラがごまかしてるのだとすれば、 フェイクニュースというほかありません。 それから、「秘密のリーク」というようなものではなく、「内定」というものだったようですよ。それは別に隠されていた ものではなく、しかし、内定は決定とは違うということです。 考えて欲しいのは、 「新聞記者の報道の自由は国民の知る権利に奉仕するためにある」ということです。 したがって、報道の正確性については、新聞記者が国民に負う 職業的責任であるということになります。 ですから、望月記者は報道の正確性について、 管官房長官や官邸に責任を負うのではなく、国民に責任を 負うんですよ。←ここがものすごく大事です。 しかも、これは新聞記者の職業的責任なので、管官房長官には 肩代わりできません。中国のように記者と政府が一体ならそういう 議論もありえましょうが。 今回の望月記者の間違いそのものは実際に軽微なものなので、 彼女は【【権力側にではなく国民に対して】】「間違いでした、以後気をつけます」と軽く言って、 ふたたび権力を追い詰めるような質疑に邁進すれば良いのでは なかったでしょうか。どうしてたったこれだけのことが彼女には できないのか本当に不思議です。上で言ったことをまた言いますが、彼女は、間違いを認めたら死ぬ病気にでもかかっているのでしょうか。 ところでこういう記事があります。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170909-00000020-sasahi-pol&p=1 記事全体のトーンは、孫崎さんの議論に近いのですが、 そのなかで望月記者の発言として 「ただし文科省の正式発表であるかのような印象を与えたとすれば、私の落ち度といえるでしょうが……」 と言ったとあります。つまり、望月さんも、内心では自分の 落ち度がわかっているんですよ。印象を与えたとすれば、 なんて条件をつけていますが、国民全員に聞くわけにもいかないし、今回は明らかに正式発表ではなかったのだから、 間違いでしたと国民に言えば、それですんだ話です。
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(ID:13458971)
>>18
上で書いたのですが、産経は「判断保留へ」と書いたのであって、
「判断保留」と書いたのではありません。ふたつの意味は違います。
ここを仮に意図的にリテラがごまかしてるのだとすれば、
フェイクニュースというほかありません。
それから、「秘密のリーク」というようなものではなく、「内定」というものだったようですよ。それは別に隠されていた
ものではなく、しかし、内定は決定とは違うということです。
考えて欲しいのは、
「新聞記者の報道の自由は国民の知る権利に奉仕するためにある」ということです。
したがって、報道の正確性については、新聞記者が国民に負う
職業的責任であるということになります。
ですから、望月記者は報道の正確性について、
管官房長官や官邸に責任を負うのではなく、国民に責任を
負うんですよ。←ここがものすごく大事です。
しかも、これは新聞記者の職業的責任なので、管官房長官には
肩代わりできません。中国のように記者と政府が一体ならそういう
議論もありえましょうが。
今回の望月記者の間違いそのものは実際に軽微なものなので、
彼女は【【権力側にではなく国民に対して】】「間違いでした、以後気をつけます」と軽く言って、
ふたたび権力を追い詰めるような質疑に邁進すれば良いのでは
なかったでしょうか。どうしてたったこれだけのことが彼女には
できないのか本当に不思議です。上で言ったことをまた言いますが、彼女は、間違いを認めたら死ぬ病気にでもかかっているのでしょうか。
ところでこういう記事があります。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170909-00000020-sasahi-pol&p=1
記事全体のトーンは、孫崎さんの議論に近いのですが、
そのなかで望月記者の発言として
「ただし文科省の正式発表であるかのような印象を与えたとすれば、私の落ち度といえるでしょうが……」
と言ったとあります。つまり、望月さんも、内心では自分の
落ち度がわかっているんですよ。印象を与えたとすれば、
なんて条件をつけていますが、国民全員に聞くわけにもいかないし、今回は明らかに正式発表ではなかったのだから、
間違いでしたと国民に言えば、それですんだ話です。