事実関係を確認していくと、 「昭和16年6月に日本の同盟国であったドイツがソ連に侵攻すると、当時の近衛内閣で、4月に締結された日ソ中立条約を破棄してでも、同盟国として、ソ連と開戦すべきと、松岡外務大臣と近衛首相との間で閣内対立が起き、近衛朱首相は松岡の「北進論」を退けて、内閣を総辞職し,第3次近衛内閣を組閣して「南進論」の立場を確立した。この論陣は尾崎グループであった。」 同年10月10日に、米国共産党員宮城与徳が逮捕され、自供により、15日に尾崎が逮捕される。この後、手記を出しているが、信頼性はわからない。ソ連を中心とした世界の共産党革命を述べている。この辺の分析がどのようにされているか、極めて興味深い。スターリンのコミンテルンでの演説を考える時、「南進論」など否定することもできない。アマゾンで購入してみます。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
事実関係を確認していくと、
「昭和16年6月に日本の同盟国であったドイツがソ連に侵攻すると、当時の近衛内閣で、4月に締結された日ソ中立条約を破棄してでも、同盟国として、ソ連と開戦すべきと、松岡外務大臣と近衛首相との間で閣内対立が起き、近衛朱首相は松岡の「北進論」を退けて、内閣を総辞職し,第3次近衛内閣を組閣して「南進論」の立場を確立した。この論陣は尾崎グループであった。」
同年10月10日に、米国共産党員宮城与徳が逮捕され、自供により、15日に尾崎が逮捕される。この後、手記を出しているが、信頼性はわからない。ソ連を中心とした世界の共産党革命を述べている。この辺の分析がどのようにされているか、極めて興味深い。スターリンのコミンテルンでの演説を考える時、「南進論」など否定することもできない。アマゾンで購入してみます。