リチャード・ハースさんの見解に私は同意します。 更に付け加えることになるのかどうか分かりませんが、北朝鮮に関して次のような認識を持って居ます。 第二次世界大戦が終わって米国が真っ先に進めた政策は「米国の世紀」という看板で有名な地球丸ごと支配する野望です。アングロ・サクソンのしたたかな政策を更に強化して米国は手段を選ばず果敢に推し進めて来ています。そして、ソ連が崩壊して米国一強になったのです。その時、「米国の世紀」はほぼ完成したかのように見えました。しかし、この地球上の多くの国々にはそれぞれの生き方があるのです。その生き方は千差万別です。日本みたいに米国に100%併呑されているように見えるがどっこい米国の100%言いなりにはならない。憲法9条のお蔭で米国の鉄砲玉にはならない、守るべき操をしっかり維持しているのです。ロシアや中国そしてイランは米国の言いなりにはなりません。そういう中で経済弱者である北朝鮮は米国を最も警戒しているのです。米国にとっては言いなりにならない国は即敵なんです。隙あらば先制核攻撃も辞さずと公言してはばかりません。北朝鮮にとってはたまったものではありません。余談ですが、日本全体は米国の敵ではないが、憲法9条は今の米国の敵なんです。これは少々脱線気味ですね、そうそう北朝鮮のこと。この国には創始者の遺言があってロシアからも中国からも独立することを念じて努力しているのです。そしてそれを保障するものが核ミサイルだというだけのことです。 続く
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
リチャード・ハースさんの見解に私は同意します。
更に付け加えることになるのかどうか分かりませんが、北朝鮮に関して次のような認識を持って居ます。
第二次世界大戦が終わって米国が真っ先に進めた政策は「米国の世紀」という看板で有名な地球丸ごと支配する野望です。アングロ・サクソンのしたたかな政策を更に強化して米国は手段を選ばず果敢に推し進めて来ています。そして、ソ連が崩壊して米国一強になったのです。その時、「米国の世紀」はほぼ完成したかのように見えました。しかし、この地球上の多くの国々にはそれぞれの生き方があるのです。その生き方は千差万別です。日本みたいに米国に100%併呑されているように見えるがどっこい米国の100%言いなりにはならない。憲法9条のお蔭で米国の鉄砲玉にはならない、守るべき操をしっかり維持しているのです。ロシアや中国そしてイランは米国の言いなりにはなりません。そういう中で経済弱者である北朝鮮は米国を最も警戒しているのです。米国にとっては言いなりにならない国は即敵なんです。隙あらば先制核攻撃も辞さずと公言してはばかりません。北朝鮮にとってはたまったものではありません。余談ですが、日本全体は米国の敵ではないが、憲法9条は今の米国の敵なんです。これは少々脱線気味ですね、そうそう北朝鮮のこと。この国には創始者の遺言があってロシアからも中国からも独立することを念じて努力しているのです。そしてそれを保障するものが核ミサイルだというだけのことです。
続く