もし、日本の人々に「経済力で米国が上か、中国が上か」という問いを行ったとしよう。
多くの人々は問すら、一笑にふすだろう。米国が上に決まっているではないか。
でも、国際的に見ると必ずしもそうではない。
米国情報機関CIAは「 The World Factbook」 というサイトを持っている(https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/)。この中に「guide to
World comparison(国際比較のガイド)という項目がある。ここに「,GDP (PURCHASING POWER PARITY(GDP,購買力平価ベース)の数字がある。
一位;中国 $21,140,000,000,000(2016年推定)
二位:EU2 $19,970,000,000,000(2016年
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安倍政権の「終わりの始め」が現実化。世論一段と安倍批判を強め、支持率29.9%に。自民党内に岸田氏、石破氏の批判続く。加計学園の国会中審査で開催に慎重な菅氏や竹下国対委員長の助言に反し、安倍氏開催の意向に方針転換。
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『日米開戦へのスパイ』本格的書評、「ゾルゲ・尾崎事件」像の転換ー孫崎享著『日米開戦へのスパイ』(祥伝社、2017年)を読むー(内田弘専修大学名誉教授、「ちきゅう座」掲載)
コメント
>>6
私は日本人を差別し貶めてはいませんよ。戒めようとしているだけです。あなたは日本の歴史をもう少し丹念に紐解いて頂きたい。明治維新以降、日本は中国人と朝鮮人を殊更に蔑視してきていることが分かります。米国に占領されて以降、すっかりアメリカ頼りになってしまって、朝鮮人や中国人に過去どれだけ暴虐を行ったかすっかり忘れてしまっているかの如きありさまでしょう。
少し話がずれますが、大相撲で日本人の横綱作りに狂奔した状況に辟易してか解説担当の某親方が外国人力士に同情して「まるでAWAY」だと言っていた。日本人の気持ちは分かりますが、大相撲はイギリスのサッカーのプレミアリーグに匹敵する国際的な競技に既になっています。日本は先進国だからせめてイギリス人みたいに他国籍のプレイヤーを公平に受け入れるジェントルマンやレデイ―になってもらいたいという愛国心の発露です。
まーとにかく、正しい歴史の勉強は重要です。勉強すれば、周辺諸国に対して理解が深まる。東アジアの歴史を真摯に勉強しない日本の今の傾向は良くない。非知性とはその傾向のことです。
こんな常識を案外しらない人がいるようでびっくりしました。報道もされましたよ。みなさん素直なものです。
ところで、劉暁波が死ぬタイミングで、別にニュースともいえないようなこういうニュース?を話題にする。
孫崎さんも、なかなかなもんです。
中国のような国が経済力が高いだけで覇権国になれるのか、その壮大な実験がなされている点は、みなさまお忘れなく。
あと、いつもながら?の余計なひとことですが、日本は一人あたりでもGDPはいまやかなり低迷しているわけですが、いままでの分は社会インフラの構築に使ってきました。年金も老人医療費も中国並みにして、その分で外国からモノをかえば、日本も諸外国からの人気が今よりもあがるかもしれませんね。
逆に言うと、中国の課題はそこ(だけではありませんが)だということです。
中国は海洋進出はじめ無理に勢力拡張しようとしたりしないで、米国はじめとする西欧的価値観につきあいながら静かに台頭していったほうが結局はうまく覇権をうることができるんじゃないかと思ったりもするのですが、まあ、そういうのは、できないんでしょうねえ。もともと大国意識があるぶん。
(ID:18367902)
購買力平価ベースGDPが、国の力を示している。
基本的には、人口が多いほど、GDPが大きくなる。GDPが大きければ、すべての数字が大きくなり、経済力だけでなく、軍事力も大きくなっていくということである。今までの施設、設備、技術力などがあり、総合的に見れば、GDPの差が、そのまま、現時点の差になっているわけではないが、数年後は、人口差が、国の力の差になっていく。
日本は、人口減少社会になっており、国際社会の地位が低下していくのであり、現在、安倍首相が、外遊してお金をばら撒いている姿が、この現実の姿を見ていず、高度経済成長の時の感覚を引きずっているように思えてならない。
人口差を乗り越える道は、人工頭脳を活用したあらゆる分野の省力化であり、国がその方向を明確に目指さなければ、国際的地位がどんどん低下していくでしょう。
一番大きな問題は、政治家のレベルが低すぎる。官僚の能力も、事務処理能力が重視され、創造性という分野で壁ができ、政治家に付け込まれる隙が多きくなっている。
特に政治家が、利権で動くのは当たり前であるが、人事権を独占し、官僚の手足を縛り、お友達、仲間で国政を動かすという独裁者政治を始めては、国に活力が欠けていくばかりです。この国を動かしていこうという人官僚たちの意欲がなえて、私利私欲に動き出したら、この国の将来は、真っ暗です。
今の世界は大きく動いており、大きな視野で物事を見てほしいのです。加計問題など大した問題でなく、早く結末をつけるべきでしょう。自民党が情報を隠蔽せず、国民に実態を見せることが不可欠です。安倍一人の問題でなく、日本のことが大切なのです。