フレデイ タン のコメント

米国抜きで世界の秩序を作ろうとするのであるから、事態は深刻だと孫崎先生はおっしゃいますが、私は良い方向に世界が進むのではないかと考えます。

安倍一強が訂正を余儀なくされているが如く、米国一強は大きな屈折点にあるのではないかと思うのです。屈折を余儀なくされる理由は無数にありますが、2,3挙げると次のようなことです。
1.米国の強欲集団の無法な跳梁跋扈は凄惨な結果をもたらした。イラク、ウクライナ等々。
2.米国の貧困問題は益々深刻化している。黒人、ヒスパニックのスラム街、このところ大問題になりつつある夥しい数の貧困白人の生計をどう維持するか、決定策は出て居ない。

トランプは上記2の白人の熱烈支持で大統領になったのです。オバマもそうだったが、大統領になるとDEEP STATEの傀儡になるのが米国では常識ですが、なんだかんだ言われているが、トランプは依然として頑張っている。トランプの「アメリカ ファースト」という叫び声は米国にものつくりの産業を呼び戻すということで、何ら非難されるべき政策では無い。

(余談だが、日本もトランプを学ぶべきです。殆ど全部を労賃の安い中国やアジア諸国で生産するのでなくかなりの部分を日本で生産することが本当の意味での国富形成につながると私は考えるのです。)

米国は今「国破れて山河あり」の真逆のヴァージオンである「国勝てども民貧す」なんです。これに立ち向かうの忙しく米国が孤立するのも已む負えないいやむしろ米国民と世界の民には結構な話です。ついでに悪名高き軍産複合体、ウオール街、CIA、ネオコンも大人しくなってもらいたいものです。


No.1 89ヶ月前

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