原子力発電が資本主義下の体制で通常の商業として成立しないことは明らか。安全保障の必要性も皆無。サイコパスでない、正常の判断に従えば、全面廃炉が当然である。でも安倍政権は再稼働に執着する。サイコパスでなければ何か？

私は米国の国際政治に於ける「リアリテイ」と呼ぶことを周囲に強いる米国権力の鼻持ちならない傲慢の源を趣味としてここ4，5年探ってきた。その結論はウオール街のいつまでも満足しない永遠の強欲以外に無いことである。それと同じように原発再稼働を思考すれば、その背後に原子力村というウオール街に似た強欲の存在があることに気付く。

原子力村は強大な裏金ファンドだと私は考えている。その原資は全て限りある国税。そこには破局しか見えない。菅は福一に遭って破局を見た。そして素朴な推進派だった彼は180度反対派に変わった。静岡県知事は種々勉強してやっと破局を確信したのだろう。