麻生財務大臣の話は、どこかがおかしい。米国で良くて、何故中国はだめなのか。米国のように企業保証を検討したらどうか。 中国の米国債の保有高が3兆ドルを超えていたが、売却を進め、昨年の10月時点保有高は、1兆1157億ドルであり、日本の保有高が、1兆1319億ドルであり、順位が逆転した。日本は売却しないからである。日本では、米国債は、単なる紙切れに等しくなっているのです。 AIIBがインフラ投資をする資金が返却されない可能性が大きいのであれば、紙切れの米国債を売却すれば、米国債がユーラシア大陸のインフラ整備に大きな寄与をするわけであり、死んでいるお金が生きるのです。米国からお金が返ってこないのは良くて、AIIBからは、保証が必要という論理は、米国と中国を差別していることも問題であるが、お金に対する基準に違いがあることは大きな問題である。 二階幹事長に同行した企業が、米国のように、国の保証をえて投資していく方式を選択していくべきでしょう。その方向で動いていくのでしょう。AIIBも、米国と日本抜きでは、資金的に成り立つわけがなく、何らかの形で合意形成がなされていくのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
麻生財務大臣の話は、どこかがおかしい。米国で良くて、何故中国はだめなのか。米国のように企業保証を検討したらどうか。
中国の米国債の保有高が3兆ドルを超えていたが、売却を進め、昨年の10月時点保有高は、1兆1157億ドルであり、日本の保有高が、1兆1319億ドルであり、順位が逆転した。日本は売却しないからである。日本では、米国債は、単なる紙切れに等しくなっているのです。
AIIBがインフラ投資をする資金が返却されない可能性が大きいのであれば、紙切れの米国債を売却すれば、米国債がユーラシア大陸のインフラ整備に大きな寄与をするわけであり、死んでいるお金が生きるのです。米国からお金が返ってこないのは良くて、AIIBからは、保証が必要という論理は、米国と中国を差別していることも問題であるが、お金に対する基準に違いがあることは大きな問題である。
二階幹事長に同行した企業が、米国のように、国の保証をえて投資していく方式を選択していくべきでしょう。その方向で動いていくのでしょう。AIIBも、米国と日本抜きでは、資金的に成り立つわけがなく、何らかの形で合意形成がなされていくのでしょう。