少しわかりにくいところがあったので、大事なところですから、わかりやすく書き換えた上でさらに補っておきます。 今の内閣は、当時の内閣よりは強い。だから官僚が内閣の方針に反抗して権力闘争をしかければ、内閣のがわも強く抵抗するでしょう。しかそれが結局「泥仕合」になってしまう場合があるのは、内閣が官僚よりも「ものすごくは」強いわけではないからだ、ということに気づく人はいないんでしょうか? 「ものすごく」強ければ、そもそも泥仕合になるわけがない。「反対者は潰す」どころか、潰せないから、泥仕合になるわけです。 外務省関連の論点ひとつとっても、孫崎論はたしかに対韓関係についてのひとつの方針でしょう。しかし現に安倍内閣は別の方針でやってるわけで、それに従えない官僚を内閣が更迭もできないのであれば、おおげさにいえば、憲法秩序に対する挑戦ですね。孫崎さんの意識は、戦前の「天皇の官吏」なんでしょうか。そういう意識は、民主主義国の官僚には不要です。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
少しわかりにくいところがあったので、大事なところですから、わかりやすく書き換えた上でさらに補っておきます。
今の内閣は、当時の内閣よりは強い。だから官僚が内閣の方針に反抗して権力闘争をしかければ、内閣のがわも強く抵抗するでしょう。しかそれが結局「泥仕合」になってしまう場合があるのは、内閣が官僚よりも「ものすごくは」強いわけではないからだ、ということに気づく人はいないんでしょうか?
「ものすごく」強ければ、そもそも泥仕合になるわけがない。「反対者は潰す」どころか、潰せないから、泥仕合になるわけです。
外務省関連の論点ひとつとっても、孫崎論はたしかに対韓関係についてのひとつの方針でしょう。しかし現に安倍内閣は別の方針でやってるわけで、それに従えない官僚を内閣が更迭もできないのであれば、おおげさにいえば、憲法秩序に対する挑戦ですね。孫崎さんの意識は、戦前の「天皇の官吏」なんでしょうか。そういう意識は、民主主義国の官僚には不要です。