「反対者は潰す」 全くその通りです。 戦前、「鬼畜米英」をスローガンにして国民の意思統一を図ったのが帝国陸軍の中枢部だった。当時、陛下がどう考えていたか。恐らく、陛下は英米に親しみを感じて居たので内心はそのスローガンに違和感を持っていたに違いありません。それを裏付けるものとしていくつもの証拠が現在でも続々発掘されている。でも、軍部は「天皇の意思」ということを全面に出し、全体主義を完成させて行った。 今の状況は日米開戦前の状況に似通ってはいるが、決定的な違いがある。一つは天皇陛下が使われていない。その代わりに安倍晋三氏がその位置と役割に登場している。もう一つは安倍晋三氏が韓国や北朝鮮や中国に対して嫌悪感を持って居るということです。 従って、安倍晋三氏の存在は今進んでいる政治には絶対的に不可欠なんです。側近も周囲も又それを囲む周囲もそして米国の支配層もそれを熟知していて守る方向で一致団結している。私には「教祖誕生」という社会政治現象を今の世相に観ています。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
「反対者は潰す」 全くその通りです。
戦前、「鬼畜米英」をスローガンにして国民の意思統一を図ったのが帝国陸軍の中枢部だった。当時、陛下がどう考えていたか。恐らく、陛下は英米に親しみを感じて居たので内心はそのスローガンに違和感を持っていたに違いありません。それを裏付けるものとしていくつもの証拠が現在でも続々発掘されている。でも、軍部は「天皇の意思」ということを全面に出し、全体主義を完成させて行った。
今の状況は日米開戦前の状況に似通ってはいるが、決定的な違いがある。一つは天皇陛下が使われていない。その代わりに安倍晋三氏がその位置と役割に登場している。もう一つは安倍晋三氏が韓国や北朝鮮や中国に対して嫌悪感を持って居るということです。
従って、安倍晋三氏の存在は今進んでいる政治には絶対的に不可欠なんです。側近も周囲も又それを囲む周囲もそして米国の支配層もそれを熟知していて守る方向で一致団結している。私には「教祖誕生」という社会政治現象を今の世相に観ています。