スピーゲルはCIAに買収されているメデイアだということで有名です。 それはそうと、トランプの出現でいろいろ考えさせられます。その中の一つは、「大国は経済の破綻で崩壊する。共産主義や資本主義は殆ど関係ない」ということです。ソ連が崩壊した時、西側は「歴史の終わり」と称して狂喜した。この歴史は彼らにとってやっかいなマルクス主義だったんです。そしてパックスアメリカーナは永遠だと信じた。その永遠は単なる幻想だということを棚に上げて。トランプの出現はソ連でのゴルバチョフの出現とほぼそっくりさんに私の目に見えています。米国の第三次世界大戦を視野に入れたここ30年の恫喝テロ戦略が終焉を迎えつつあるということではないでしょうか。 スピーゲルの論調にはこれと言った文脈が無く、単なるアジではないでしょうか。米国がこれまでの国際主義を放棄すれば、自分らの食い扶持が無くなるのを恐れて必死に叫んでいるように私の目には映っています。 この地球をどうするか?答えははっきりしています。国連という世界政府と議決機関があるわけですから、これを力強く育てていくしかないと私は考えています。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
スピーゲルはCIAに買収されているメデイアだということで有名です。
それはそうと、トランプの出現でいろいろ考えさせられます。その中の一つは、「大国は経済の破綻で崩壊する。共産主義や資本主義は殆ど関係ない」ということです。ソ連が崩壊した時、西側は「歴史の終わり」と称して狂喜した。この歴史は彼らにとってやっかいなマルクス主義だったんです。そしてパックスアメリカーナは永遠だと信じた。その永遠は単なる幻想だということを棚に上げて。トランプの出現はソ連でのゴルバチョフの出現とほぼそっくりさんに私の目に見えています。米国の第三次世界大戦を視野に入れたここ30年の恫喝テロ戦略が終焉を迎えつつあるということではないでしょうか。
スピーゲルの論調にはこれと言った文脈が無く、単なるアジではないでしょうか。米国がこれまでの国際主義を放棄すれば、自分らの食い扶持が無くなるのを恐れて必死に叫んでいるように私の目には映っています。
この地球をどうするか?答えははっきりしています。国連という世界政府と議決機関があるわけですから、これを力強く育てていくしかないと私は考えています。