自民党＝金目（カネメ）は国民に定着した等式です。この等式はお金が大好きな都民ばかりでなく、全国の大多数の人々に受け入れられて来ました。しかし、今回の豊洲のスキャンダルはメデイアも珍しく大々的に捉え報道して東京都の自民党に大打撃になっているようですね。いくら都民がお金大好きであっても、破廉恥な大スキャンダルを拒否するだけの正義感は少しは残っているのでしょうか。

この伝に従えば、安倍体制に鉄槌を食らわすにはやはり体制内部の豊洲を遥かに超える大スキャンダルか大失政しかないことになり、それに加えて主流のメデイアが正しく且つ大きく取り上げ国民に伝えることが必須条件にならざるを得ない訳で、真正野党がいくら内野安打で出塁して得点しても金目（カネメ）に浮かれた国民の意識を変えることはなかなか難しい。

さりとて、投げ出すわけには行かず、警告を発し続け、国の破綻を出来るだけ軽傷で食い止める努力を真正野党とその仲間は続けざるを得ないわけです。