「日米安保の適用範囲」ということは、尖閣近海を「米軍は自由に航行したり軍事訓練もできる」ということであり、その海域で紛争が起きた場合に「戦うのは自衛隊」ということだ。その時の情勢によっては、米軍が参戦する可能性はあるが、「どちらを支援するかは米軍が判断すること」なのだ。 ここで考えなくてはならないのは、米国人は、義理人情に流されるのではなく、合理的な判断を優先するということだ。 工業でも農業でも技術水準が高い日本に比べ、10倍の人口があり開発途上の中国の方が、貿易相手として遙かに魅力的ではないだろうか。戦争で中国を助けてやれば、あの海域を自由に航行する権利も維持できるはずだ。 あなたが米国大統領だったら、どちらの国を助けますか?。
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孫崎享チャンネル
(ID:18982160)
「日米安保の適用範囲」ということは、尖閣近海を「米軍は自由に航行したり軍事訓練もできる」ということであり、その海域で紛争が起きた場合に「戦うのは自衛隊」ということだ。その時の情勢によっては、米軍が参戦する可能性はあるが、「どちらを支援するかは米軍が判断すること」なのだ。
ここで考えなくてはならないのは、米国人は、義理人情に流されるのではなく、合理的な判断を優先するということだ。
工業でも農業でも技術水準が高い日本に比べ、10倍の人口があり開発途上の中国の方が、貿易相手として遙かに魅力的ではないだろうか。戦争で中国を助けてやれば、あの海域を自由に航行する権利も維持できるはずだ。
あなたが米国大統領だったら、どちらの国を助けますか?。