安倍首相になって、メディアでは確実に締め付けが起こっている。
一つ一つどの様な締め付けが起こっているか、丁寧に検証していく必要がある。
その中で、「クローズアップ現代」での国谷氏の降板は象徴的だ。
2017.01.25.付リテラ主要論点
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・トランプ大統領のメディア攻撃に注目が集まっているが、それを見るにつけ、日本の宰相はトランプの先駆け
・この国の総理大臣は放送法をねじ曲げて解釈し、圧力文書をキー局に送りつけるなどの“攻撃”を仕掛けてきた。そして、トランプよりもっと露骨に、萎縮しないキャスターたちを次々に降板に追い込んだ。
・そのキャスターのひとりが、NHKの看板番組『クローズアップ現代』のキャスターを23年間にわたって務めた国谷裕子氏。その国谷氏が、先日、初の著書『キャスターという仕事』(岩波新書)を出版
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ジョージ・オーエルの「1984」を2017年の必読書とするMICHIKO KAKUTANI. の論評。事実を抑圧せんとするトランプ政権の危険に米国大衆が反応。他方、安倍政権で同様な事が生じているが危機感の低い日本
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米国国民内でトランプ支持上昇。「アメリカ・ファースト」等は米国民には歓迎される言葉。 トランプは低い支持率でスタートしたが、就任後彼の任務(JOB)支持は、不支持を上回っている。
コメント
「ジャーナリズムがその姿勢を貫くことが民主主義を脅かすPOST-TRUTHの世界を覆す」・・・考え方は正しいと思うが、今後については小生は悲観的。
もし安倍政権が倒れても、次も報道機関を掌握する快感から逃れられないのでは?もうひとつは、ネットメディア。こちらの方が極端に走り、その虚偽情報が真実として独り歩きする。。。既にそうなっているような気がする。
国谷さんが国会で活躍されたら、どんなに国民を勇気づけることでしょうか!!どんなに国民の政治への意識を高めることでしょうか!各国の元首へのインタビュ-でも、彼らは、丁寧に応えられていた。今の、政権が如何に幼稚であることかは、誰の目にもわかるのではないでしょうか。残念ながら、そういう方々を私たちは選択してきたのではないのですが、手を入れられない闇があるのでしょう。しかし、私たちは、いつまでも、このような状態を続けてはいけませんね。
この国が、滑稽なのは、安倍政権、マスコミ、大企業を、「従属だ、偏向だ、保身だ」と主張するリベラルがいるが、己自身が、保身に動いていることに気づかないというより、「自己は絶対に正しく、間違いは体制だ、マスコミだ」というのが野党リベラルの実態ではないか。保身の上に主張しているのであり、安倍政権と同じ穴のムジナといえないか。問題は、イデオロギーの差から対立しているに過ぎない。保身で同じである限り、選挙で勝った方が正義なのです。野党は、小異を捨てて、大同につくべきでしょう。民進党は、政権を取りたかったら、自民党的思考を留保して、政権獲得にまい進すべきでしょう。イデオロギーが重要なら、松野氏たちの動きを加速させるべきでしょう。地域社会で村社会が取れるのに、イデオロギーの対立は別のようである。弱者を見る目は、右左関係なく、人が重要視される。選ぶ目も、党をはずし、人を見ることが重要になっているのではないか。
(ID:18367902)
地方政治は、自民党から共産党まで、右左関係なく、住民サービスの面では一致し、イデオロギーの入り込む余地が少ない。
何か事件が起きても、市町村、職員、教員、警察、住民、の要求する方向が選択される。一つの村社会の言動が、国民的世論に置き換えられていくのである。問題は、リベラル方向を目指すべきなのに、職員、教員の人権が優先され、当事者の救済が置き去りにされていくことである。津久井事件、横浜いじめ事件など端的な例である。本来弱い者の立場に立つべきリベラル関係者が、己の人権を優先し、体制側もどきの行動に移るのである。この国の現状は、本質を見ることなく、己の利権で行動するように、右左関係なく動いていることでしょう。