環太平洋パートナーシップ協定への参加は、唐突に出てきました。
2010年菅首相が第2回 新成長戦略実現会議で、総理指示という形で出してきました。「環太平洋パートナーシップ協定交渉等への参加を検討する」というものです。それから、一斉にTPP賛成論が展開されます。
・前原誠司外務大臣「1.5%(農業)を守るために、98.5%が犠牲になっている」(20101019日「日経・米戦略国際問題研究所共催シンポジウム」
・菅直人首相「今年は『第三の開国』を実現する」(2011129日世界経済フォーラム)
・米倉弘昌経団連会長「TPPに参加しないと日本は世界の孤児になる」(20101026日。富山市で記者会見)
・岡村正日本商工会議所会頭「早期に参加してルールづくりに加われ」(2011111日。商工会議所臨時議員総会後の記者会見)
・桜井正光同友会代表幹事「内需型産業も農林水産業も世界に打って出ろ