体制のリーダーが、一定の教養というか知識人であれば、物事が複雑に入り組んでいる場合、物事を分析し、解決方法を、時と場合に応じて選択していく。こだわらない。執着しない。こだわらないのです。 問題は、、体制のリーダーが、標準以下であると、物事を分析してみることなく、世の中で生きていく処世術が優先するというより、処世術なくして、生きていけない弱さがある。逆に、一定以上の知識人ができない迎合によって、一定の知識人より優位な立場に立ちえるのです。 国民が、日米同盟を認めている。米軍基地を認めている。米国を後ろ盾にして、米国以外の対立する国、中国、ロシアに排除的敵愾心を抱く。このような状況で、米国に隷属し、従順な行動をとることは、国民の意思と一致するのです。隷属の基本は、憲法堅持、9条を絶対改正しないことであり、皇室まで総動員して、平和憲法護持が、学者、野党すべてが支持している状況では、隷属から解放されないが、隷属の基本である憲法護持に限界が現れ、今のままでは、少しずつではあるが、国民の意思が憲法改正の方向に傾いていくのを止められない。隷属の基本憲法護持は、矛盾の構造だからです。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
体制のリーダーが、一定の教養というか知識人であれば、物事が複雑に入り組んでいる場合、物事を分析し、解決方法を、時と場合に応じて選択していく。こだわらない。執着しない。こだわらないのです。
問題は、、体制のリーダーが、標準以下であると、物事を分析してみることなく、世の中で生きていく処世術が優先するというより、処世術なくして、生きていけない弱さがある。逆に、一定以上の知識人ができない迎合によって、一定の知識人より優位な立場に立ちえるのです。
国民が、日米同盟を認めている。米軍基地を認めている。米国を後ろ盾にして、米国以外の対立する国、中国、ロシアに排除的敵愾心を抱く。このような状況で、米国に隷属し、従順な行動をとることは、国民の意思と一致するのです。隷属の基本は、憲法堅持、9条を絶対改正しないことであり、皇室まで総動員して、平和憲法護持が、学者、野党すべてが支持している状況では、隷属から解放されないが、隷属の基本である憲法護持に限界が現れ、今のままでは、少しずつではあるが、国民の意思が憲法改正の方向に傾いていくのを止められない。隷属の基本憲法護持は、矛盾の構造だからです。