真珠湾攻撃は日本の歴史の中で最大の愚挙。「何故この間違いを犯したか」を、
どんな人がどの様な見解を持っているか見てみたいと思います。(出典『日米開戦の正体』
A:研究者・評論家
1:朝河貫一(元エール大学教授。『日本の禍機』の著者)
・日本人が今までになかった惨禍を招いたのは、日本人の常習となっている妥協や、盲従によるものでした。
・もし日本人が偉大な民族になろうとすれば、結果に関わりなく、国に対してであれ、誰に対してであれ、自らの堅い信念に基づいて主張しなければならない。
・もし日本が真の民主主義を願うなら、とりわけ民主主義の政治形態は、市民一人一人が良心に対する危機感を強くし、個人的な責任を果たすことである。
2:加藤陽子(東京大学教授。専門は、日本近代史)。著書『それでも日本人は「戦争」を選んだ』
・1937年の日中戦争の頃まで、当時の国民は、あくまで政党政治
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真珠湾攻撃は日本歴史上最大の愚策。日本人の戦争犠牲者は310万人。米国日本の10倍の工業生産力。負けるは必然。どう言って戦争に?米、民主主義国家。2年たてば国民戦争反対になって止める。2年頑張ればいい。嘘と詭弁で戦争に。今と同じ構図。決断閣僚に安倍氏の祖父岸信介。
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真珠湾への道は日露戦争での“勝利”から始まっています.夏目漱石は『それから』で日本を牛と競争する蛙に例えて「もう腹が裂けるよ」と書いています
コメント
>>3
なしさんのお話は面白くてついつい引きこまれます。確かに関東軍をシベリアのソ連軍に向けていればロシア共産党は潰れシベリアは奪い取れたかもしれません。しかし、どうでしょう。ナチスはシベリアを含めた大ロシアを独り占めしたくて電撃作戦を挙行したわけですからシベリアを日本に譲ってくれることはしないと私は考えますね。もっと怖いのは米国です。日本を許すことは無いと思います。米国は日本と東南アジアを領土化しようとずっと狙っていたのですから。関東軍が総力を挙げてシベリアに入ったら、米軍による日本本土の攻撃が始まっていたと思います。
>>9
そこは歴史の変数に含まれる部分でしょうね。
ヒトラーがシベリアを日本にくれるかどうかは。
でもシベリアなんかはどうでもいいのです。
あんな雪と氷しかないところは。
ヒトラーの最も欲しかったのはコーサカスの油田です。
それを手に入れさえすれば全ヨーロッパを蹂躙したと
思います。
日本は12月になって米国と開戦するわけですが、
その時、ドイツの敗北が決定的などということは
あってはならなかった。
ドイツが独ソ戦勝利ならあらゆる変数は日本有利
に動いたと思います。
ABCD包囲網は木っ端微塵になって、真珠湾はなく
米国の第二次大戦参加がなかった可能性もあります。
ご存知と思いますが米国世論は参戦には否定的でした。
まあ最もそうなっていれば日本は天皇を頂点とした
ウルトラ全体主義国家として存続しているのかも。
そんな国には生まれてきたくもないのですが、それは
また別の話です。
>>10
確かにコーカサスの油田はナチスにとって垂涎でした。でも、ヒトラーのロシア征服を敢行する主動機はスラブ人とその領土を奪い、スラブ人を米国の黒人みたいに奴隷として使役する。その領土は合衆国とカナダを合わせたものを凌駕することでした。これがが必須だと重臣、側近にしつこく伝えているわけです。彼のマスタープランではゲルマン民族の生存圏としてシベリアを含むハートランドは一片でも欠けるわけにはいかないのです。それと、スラブを奴隷にしようというわけですから、ウラルアルタイ語族のはしくれのジャップの要求が受け入れられるとは到底思えないのです。例え、それが、不毛の土地であっても。そう考えるんですけど。それに、加えて、ゲルマン民族の優位性を高々と主張するヒトラー自身が「実は神によって選ばれたユダヤ人」だという事実によって、一にユダヤ、二にゲルマン、その他は奴隷という人種偏見がヒトラーに厳然とあったと考えねばなりません。勿論、ヒトラーが重度の精神病患者であったことからくる現象だということは否めませんが。
(ID:19005377)
いやはや、全くの驚きです。孫崎先生ご提供の諸先輩の反省の弁が菅、野田、安倍と続いている21世紀の今の日本の政治そのものに向けられた批判として読んでも全く不具合を感じない、いやむしろ、強力な効力を放って居るから不思議です。この島国日本の方向がパールハーバーから尖閣に変わっただけじゃないですか。本当に恥ずかしい。