孫崎享のつぶやき

核兵器保有に関する私の立場、1986年オホーツク海のソ連戦略潜水艦攻撃に加担する危険性言及時,独自核の方がましの論展開は事実。米国保守系が日本に核兵器持たせようとする危険ある今日、核兵器保有に反対の立場

2016/12/04 07:29 投稿

コメント:6

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1:私も気付かなかったのですが、ウィキペディアで私の項目で、次の記載があ

ります。ハーバード大学国際問題研究所研究員として[編集]

1985-1986年、ハーバード大学国際問題研究所研究員として、論文"The Changing Strategic Importance of the Far East: The New Role for Japan."(極東軍事戦略の重要性の変遷:日本の新しい役割)を発表[4]

抜粋[5]

If Japan possesses nuclear deterrence forces, the Russians would never misinterpret Japan’s nuclear retaliation. SLBM could work as a deterrence force. Financially this is wel

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コメント

>>3
「核兵器で米国への仕返しを狙う」は実に現実的な視点だと私は思います。日本には金に転ばない軍人の系譜が歴然としてあります。米国の好戦派が考えている核のジャパンカードは逆に仇となって米国に矛先が向く可能性は十分にあります。葉隠れという死の美学は三島由紀夫に現れ、今逼塞しているが、状況次第ではあっという間に軍部独裁が起こり、米国の金に毒された大方の右翼はパリパリの職業軍人の覇気とダンデイズムに平伏するでしょう。

No.4 96ヶ月前

米英がかつて核のボタン論で激しく対立しました。
冷戦中のことです。

米国がソ連を先制核攻撃するとき、自国の核を使わず
イギリスに配備した核を使うのではないかという
疑心暗鬼です。
当然、ソ連の報復は米国ではなく、その場合イギリスに
向かうことになりますから。

米国では多くの対ソ核先制攻撃計画があったことは
今日では常識となっています。
その場合、自国に対する報復は避けられるものなら
絶対避けたいのは当たり前です。
これが国際関係のリアリズムです。
日本では米国とさえうまくいっていれば全てがうまくいく
という愚かな政治家が跋扈していますがさすがイギリスは
そこまで愚かではないようです。

かつてイギリスには米国がイギリス内の基地からソ連に向けて
の核攻撃の動きを察知したら特殊部隊を突入させて阻止する
計画があったとのことです。

No.5 96ヶ月前

ただし、核抑止の量については少し孫崎さんに異論が。

北朝鮮の米国の攻撃に対する抑止はニューヨークで
たった一発の原爆を爆発させる能力を持てば十分です。
米国はそれには決して耐えられません。

米国にとって戦争とは公共工事感覚ですから。

米国にとってこの工事をやるかどうかの決め手に
なる数字は上限の死者5万人です。
かつてビルクリントンが北朝鮮攻撃を真剣に検討した時
シミュレーションで米兵の死者がそれを超えるので
断念しました。

No.6 96ヶ月前
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