フレデイ タン のコメント

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続き
文豪大仏次郎は「天皇の世紀」を著し、日本が第二次大戦で崩壊した直接的な要因を明治維新の成立過程に求めました。哲学者梅原猛はそのエッセイで「天皇は日本が建国されて以来平和の象徴で在り続けた。明治維新以降、軍部が天皇の権威を利用して戦争を遂行した」と述懐していますが、かかる見解に私は賛同しています。

歴史を振り返って見ますと、天皇が軍の統帥権を保有し、戦争と言う国事行為に巻き込まれたのは明治憲法下の時代だけです。2676年の歴史を誇る日本は明治憲法下の時代以外は豊臣時代の朝鮮征伐を例外として対外的には平和でした。

天皇制はあくまで平和の象徴として存在し続けてもらいたい。天皇陛下の生前ご退位は難しい課題ではありません。「おつかれさま」と簡単に何故言えないのでしょうか。

No.4 98ヶ月前

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