南スーダンにおける紛争は、石油利権が根底にあり、政府軍(大統領派)と反政府軍(副大統領派)の対立と理解している。 国連のPKOといっても、韓国軍は反政府軍の都市に駐留し、日本の自衛隊は政府軍の都市に駐留しており、停戦が確かに合意されておれば問題ないが、武器を使用する状況になれば、日本だけでなく韓国も対立構造の中に組み込まれることも想定される。このような複雑な構造に関与すること自体が問題であるが、「駆けつけ警護」などは、論外であり、絶対に避けるべきでしょう。自衛隊だけでなく、日本の国連職員、NPO関係者が巻き添えを受けた場合、日本の自衛隊に安全を確保する体制があるかといえば、「NO」でしょう。南スーダンは複雑すぎるのではないか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
南スーダンにおける紛争は、石油利権が根底にあり、政府軍(大統領派)と反政府軍(副大統領派)の対立と理解している。
国連のPKOといっても、韓国軍は反政府軍の都市に駐留し、日本の自衛隊は政府軍の都市に駐留しており、停戦が確かに合意されておれば問題ないが、武器を使用する状況になれば、日本だけでなく韓国も対立構造の中に組み込まれることも想定される。このような複雑な構造に関与すること自体が問題であるが、「駆けつけ警護」などは、論外であり、絶対に避けるべきでしょう。自衛隊だけでなく、日本の国連職員、NPO関係者が巻き添えを受けた場合、日本の自衛隊に安全を確保する体制があるかといえば、「NO」でしょう。南スーダンは複雑すぎるのではないか。