自衛隊のミサイル破壊システムは、二段構えになっているとみるべきなのでしょう。日本海に派遣されるイージス艦2隻がSM-3で日本全土をカバーし、カバーしきれなかったミサイルから防衛省を守るために設置したのがPAC-3と理解している。防衛範囲が狭く、当然、PAC-3は、官邸をカバーできないかもしれない。精度がどの程度確認されているかわからないが、PAC-3は、イラク戦争で使用したPAC-2の改良型である。信頼性に疑問はつくが、何もしないよりは、防衛できる確率は、高くなるとみるのが常識的ではないか。北朝鮮に対する心理的圧迫につながれば、多少の効果は上がっているとみています。いずれにしろ、北朝鮮が日本国土にミサイルを発射し落下させれば、落とせる、落とせないの問題を超える。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
自衛隊のミサイル破壊システムは、二段構えになっているとみるべきなのでしょう。日本海に派遣されるイージス艦2隻がSM-3で日本全土をカバーし、カバーしきれなかったミサイルから防衛省を守るために設置したのがPAC-3と理解している。防衛範囲が狭く、当然、PAC-3は、官邸をカバーできないかもしれない。精度がどの程度確認されているかわからないが、PAC-3は、イラク戦争で使用したPAC-2の改良型である。信頼性に疑問はつくが、何もしないよりは、防衛できる確率は、高くなるとみるのが常識的ではないか。北朝鮮に対する心理的圧迫につながれば、多少の効果は上がっているとみています。いずれにしろ、北朝鮮が日本国土にミサイルを発射し落下させれば、落とせる、落とせないの問題を超える。