1:天皇の退位へのメッセージは極めて鮮明である。「次第に進む身体の衰えを考慮する時、

象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」と語られまし

た。そのうえで、「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひ

とえに念じる」と発言された。

2:安倍政権は「天皇の退位」意向をこれまでできるだけ過小評価しようと努めてきた。

・「宮内庁は7月13日、報道陣との質疑応答で「そのような事実は一切ない」と報道の内容を全面的に否定しました。一夜明けた14日も、宮内庁幹部らは陛下が生前退位の意向を宮内庁に示されたという内容を一貫して否定しています。」(テレ朝ニュース)

・そもそも生前退位問題はNHKが報道したが、これは宮内庁を管轄する社会部が報道に踏み切ったもので、官邸を担当する政治部はその報道を極力抑えにかかっていたと報じられた。

・そして、生前退位の意向